にしやま形成外科皮フ科クリニック、形成外科専門医:西山智広

東京銀座と名古屋栄で2クリニック。美容外科・形成外科・美容皮膚科・皮膚科治療から予防医療まで、分かり易く説明します。

形成外科の基本手技:Z(ゼット)形成術について。信頼のにしやまクリニックグループ

2014年11月23日 | ケロイド・肥厚性瘢痕・キズアト

Z形成術について





皮膚切開のデザインが

Zの文字に似ていることから

Z形成術と呼ばれています。





2つの三角形の皮弁を入れ替える事によって、

いろいろな効果が得られます。

 

 

 



イレズミやあざで皮膚を切除したり、

瘢痕を修正する際の手術のテクニックとして

、Z形成術・W形成術・VY形成術・Limberg 

Flap・Dufourmental Flap・

皮弁・皮下茎皮弁などがあります。

 

 



Z形成術1

 

 

 

Z状に皮膚を切開して、
皮弁を入れ替えると
横の線の方向が
縦の線に入れ替わります。

 



Z形成術2


Z形成術の効果について

 



○切開線の走行をを90度変更する。
○2点間の距離を延長する。
○線状瘢痕の拘縮を予防する。
○組織の位置を山から谷に変える。

 

 

 

 

Z形成術は、
形成外科的手術において、
陥凹した瘢痕や
皮膚のシワに沿わない
線状瘢痕の修正などに用いられます。

 

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