下腹部のケロイドについて
帝王切開や腹部手術後の縫合線は、体質により徐々に横幅が広がり、赤く大きく盛り上がること があります。このように状態をケロイドと呼びます。ケロイドは、下方つまり陰毛に近い部分の方がより大きく盛り上がりやすい傾向にあります。
ケロイドは、赤く盛り上がって痒みや 痛みの症状を伴うためたいへん不愉快なものです。ケロイドの治療は、患者様の体質、年齢、できた部位によって最適な治療法が異なるため、専門の知識が必要です。
ケロイド治療は、かゆみ、痛み、引きつれを軽減させ、かつ見た目を美しくする必要があります。このため、主にかゆみを少なくする抗アレルギー剤のトラニラスト服用、漢方薬の柴苓湯内服、ヘパリンもしくはステ ロイド剤を含有した軟膏やテープの使用などが行われます。また、状況によってはステロイド剤の局所注射が、非常によい効果を発揮します。治療期間につきましては、長期のフォローアップとなる場合もございます。
その後、治療が進み炎症と増大が止まって白色瘢痕となったものについては、手術療法が行われます。
※最もよい受診の仕方は、下腹部の手術を受けたらすぐに形成外科を受診して、術後すぐから積極的にキスアトの治療を行うことです。これが、ケロイド予防の最大の治療法です。
このような症状でお困りの方は、一度、にしやま形成外科皮フ科クリニックの「ケロイド外来」受診されてみてはいかがでしょうか
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