ドッグ・イヤー(Dog-ear)について
○皮膚の良性腫瘍を取り除く際、円形に切り取り円形のまま皮膚を縫い縮めようとすると、その両端の皮膚が持ち上がって余ります。この外観が犬の耳に似ていることから、ドッグ・イヤー(Dog-ear)と呼ばれます。
手術時にこの処理が不十分であると、両端の盛り上がりが残ったままになります。
○このドッグ・イヤー(Dog-ear)の修正は、ドッグ・イヤー(Dog-ear)の中心部にフックをかけてまず片方の基部に切開を入れ、余った皮膚を引き延ばしながら対側の皮膚に切開をいれて縫合を行います。
○ドッグ・イヤー(Dog-ear)の修正後は、切開線はしわに沿って長軸方向に延長されキレイになります。
○形成外科では、皮膚の腫瘍や瘢痕を切除する際においても、ドッグ・イヤー(Dog-ear)を生じさせないデザインや処理の方法を熟知して治療を行います。
○良性腫瘍摘出術(粉瘤、脂肪腫、石灰化上皮種、皮膚線維腫、母斑細胞性母斑、脂腺母斑など)の手術は、形成外科専門医にご相談ください。
名古屋栄 にしやま形成外科皮フ科クリニック(予約する)
愛知県名古屋市中区栄3-14-13
ドトール名古屋栄ビル5階
TEL:052-242-3535
東京銀座 にしやま由美東京銀座クリニック(予約する)
東京都中央区銀座2丁目8番17
ハビウル銀座Ⅱ9階
TEL:03-6228-7950
- 美女のスイッチ/現代書林
- Amazon.co.jp