長期のお休み前には早めのご予約を。
長期のお休み前は、美容外科手術や美容皮膚科的若返り術、形成外科の少々時間の必要な施術が多く診療も混み合い皆さまにご迷惑をお掛けしましたが、休みが明けてやっと落ち着いてきた感じになってきています。この時期に混み合う理由としては、この機会に様々な美容をして休み中に落ち着かせてしまおうと考えられるからです。そのため、ギリギリだと希望の日時を予約できないため、皆さん前々から予約をされます。そして、次のお休みと言えば「夏休み」ですが、ピークは7月下旬とお盆前になりますのでお早めにご連絡を下さい。
このような場合には、当クリニックとしても手術や施術内容によって日程を綿密にしなければなりません。例えば、腋臭症手術などガーゼ交換が必要で抜糸をある日にちまでに終了させるなどが、マイナートラブルも起こすことはできません。一つ一つの作業を丁寧に行うと共に、あらゆる事を想定して事前に予防することを考えていきます。
手術以外にも、水光注射、ヒアルロン酸やハイドロキシアパタイトなどの注入療法やコンビネーションリフト、疲労回復のための血液クレンジング+ビタミン注射、ピアスなどがご希望が多い施術でした。コンビネーションリフトアップは、リフトアップ吸収糸とメディオスターNEXTによる肌のタイトニング、注入による隆鼻、血液クレンジングなどを同日に一気に実施してしまう施術のことを言います。このように書くと大変なように感じるかもしれませんが、それぞれの治療法のもっとも有効なポイントを上手く利用して若い頃の顔や身体に少しでも近づけようというこの手法は大変好評です。
そして、今年のお休み明けに目立ったのは、楽しく過ごした休暇中に「けが」や「やけど」をされた患者様が紹介で来院されたことです。「けが」や「やけど」の治療も美容的な見地から行うと、「キズの治り」や「キズアト残り具合」も相当に差がでるので考え得る最良の治療を行いたいと思います。
ケガは、公園で楽しく遊んでいる内に転倒して遊具で顔を切ったという患者様です。とりあえず、救急病院で縫合してもらったのですが糸が太いのとキズアトが心配なので、細い糸で再縫合をして欲しいという依頼です。受傷後3日目でしたが、局所麻酔により傷口を開いて状態を調べた後、生理食塩水で十分に洗浄をした上に筋肉と皮下、皮膚と3層に丁寧に縫合を行いました。
次に、BBQで顔と手をヤケドした患者様です。女性の患者様なので、顔に一生キズアトが残ってしまってはいけませんから「潤い療法」という特殊な治療法で、キズアトをなるべく残さない手法を選択しました。この潤い療法は、自分の体液に含まれる創傷治癒因子をハイドロコロイドテープで逃さないようにすると、ガーゼで乾かす治療よりも遙かにキズが良く治るという方法です。顔に一生キズアトが残るか残らないかはとても大きな問題ですから、この治療を積極的に行われるときっと良い結果となるでしょう。
少しの選択や少しの知識が、あなたの将来に関する結果を大きく左右します。何か不安な事があれば、お気軽にご相談下さい。きっと、何かお役に立てることがあると思います。
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