桃色鸚哥のため息

風の吹くまま、気の向くままに……

1月22日(日) 術後5日目

2006年02月20日 | Weblog
 外は雪景色だが、晴れていて青空が見えている。空気は冷たそうだが、すごく澄んでいるよう。窓を開けて深呼吸してみた。

 朝食は全粥、昼食から常食となった。おお、スープはザーサイとわかめのスープで、おかずはいきなり酢豚である! お肉はたっぷりだ。ご飯がちょっと多いみたいなので、次回から半分にしてもらう。でも、男性だと普通でも足りないかもねえ。書いたかどうか忘れたが、ここの病院食は、わりかしおいしい。

 腰の痛みは、昨日よりはよくなっているようだ。このまま日に日によくなってくれることを願う。お腹の方は、日一日と軽くなっていくのがわかる。明らかに昨日より今日の方が身体が楽だ。思い起こせば、帝王切開の時は、自分のことなど考えている暇はなかったもんなあ。育児に必至で、自分の身体の戻り具合なんて、あんまり気にかけていなかったようだ。ちっとも覚えていない……。

 午前中は雪かきをしてきたと、やつがやってきた。常食になりOKが出たので、コーヒーを買ってきてもらった。やっと飲める~! といっても自販機だけどね。でもちゃんと豆をひいてやってくれるヤツ! それでも1週間ぶりだからね、100円のでもおいしく感じました。(雪かきだけど……いいけどさ、金属の雪かきスコップで私の車に傷を付けたらしい……あたしゃまだひとつも傷つけてないのよ!! どーしてくれるのよぉぉぉ……)

 でね、やつがやたら大きなあくびを立て続けにして実にうるさいので、用事は特にないから帰って寝てくださいと言ったんだけど、帰ってもすることはないとか言っちゃって……帰ってくれた方が私が楽なんだよ~(泣) もの入れになっているベンチにごろんと横になった。ほどなくいびき……。だからさ~、ウルサイのよ。私が精神的に落ち着かないのよ~。ひとつ部屋で一緒に寝る気はないのよ~。ここは私の病室なのよ~……。(ちなみに、個室なので他の人はいません)

 このままの状態では本も読めないので、午後の運動タイムにすることにした。今日は点滴は、抗生物質だけなのであっという間に終わったし、ゴロゴロ転がさなくていい。運動とか言ったって、結局歩くことしかできないから、ひたすら歩く。階段はだめって言われているから、病室のある3階を行ったり来たり、新館の方まで行って手術室の前でUターンしてきて、自分の病室を通り越して反対の行き止まりまで行くという繰り返し。1周何メートルくらいかなあ、200メートルはないかも。

 3周くらいしたところで、母が私を探しに来た。病室へ行ってドアをあけて驚いたそうな(笑) ま、仕方ないね。しかし、母も母なのだ……。昨日38度の熱が出たって言うのだ。もう、いくらお天気がよくなったからって、あれだけ降れば地面は大変でしょうよ。もうトシなんだし無理してこなくていいって初めから言ってあるのに。今朝は熱がなかったからって……病室に来てひとしきりしゃべってから、あんたに移しちゃいけないってマスクする。20分も経ってからしてもね……。

 どなたさんも頼みますよ、あたしゃ体力も落ちてれば免疫力も落ちているのだから、人の心配してる場合ではないのよ。何かあっても私は病院にいるのだからどうにでもなるけど、母上様、あなたはひとり暮らしなんだからさ。

 なんか、疲れた。巧妙が辻を見て寝る。

最新の画像もっと見る