「酢」の空き瓶です
ニッポンの由緒正しき ブランドもんの「酢」です
ワインのボトルとか
まったく洒落てないところが・・何とも言えませんが(恥ずかしい)
洗って ラベルを剥がして 今日はデコパッチで遊んで見ました
(アイビー柄が本日の作品 パンジー柄はちょっと前だったかな)
特にやりたかったわけではないのですが
昨日 BFが
「紙ナプキン・・・アイビーの柄なんだけど・・どう?」
たぶん たぶんですね
外にも出ないで テレビもない生活で 友だちもいなくって たった一人で
いったい一日 何をしているんだろう?!・・・と
新しい絵柄の紙ナプキンを預けておけば
デコなんとかでぇ暇つぶしが出来るんじゃないかと
そんな優しい心で・・・
数ある絵柄の中から
たった一つ(なぜひとつ?)だけ買ってきてくれたのではないかと憶測し
それじゃあ 何かやらないと・・と
焦って「酢」の空き瓶にデコパッチしてみたのです
(遠目美人です アラが見えません♪)
・・・が 上手には出来ておりません
(よれるし 裂けるし 空気は入るし・・・)
でも 何気に庭のアイビーを飾って
目立つところに飾っておこうかと思っております
ありがとーーー!
今回
何が大変だったかって
自分を写さないように(鏡の前)撮るのが大変だった!!
ちょっと中古住宅のお話
長年 不動産に係わるお仕事をしてきたので
普通の人より たくさんの「家」と接し 「家」を見てきたような気はします
だからと言って 目が利くとか 掘り出しモノが見つけられる・・とかは
私に限りは・・ありませんね
私はなぜか
動物でも子犬よりも老犬のあの穏やかで何か切ない瞳が愛おしくて大好きで
家も又
生まれたての「新築」の匂いよりも
知らない誰かが どんな風に住んでいたんだろうかとそんな「匂い」を探してしまいます
私が縁あって今住んでいる
築48年の古家にも
真新しい ピカピカの時代があったのです
新築の家に 家族が集まり 親戚が集まり
クリスマス お正月 鎮守様のお祭りや花火大会・・・と
テーブルを囲み コタツを囲み
子供が遊び 孫が泣き 笑ったり怒ったり
「柱のキズは一昨年の~」・・なんてそんなキズを見つけてしまったら
涙腺が壊れてしまいそうなくらい感動してしまいます
だれかが愛したかもしれない家を私も愛してゆきたいし
だれかが植えたかもしれない庭の記念樹を私も大事にしてゆきたい
なによりも
昔の家には「心」がありました
それを作り上げた大工さんたちの「心意気」が刻まれていると感じるのです
(住まう家族の幸せを願い 手間隙かけて 気を抜かず 頑固に良い仕事を)
私の実家の家も
やはり50年以上も経っている 古家です
父親が設計士であり建築も請け負っていたので
自分の家には大工さん一人しか回せなかったと聞いております
その老大工の棟梁が1年以上もかけて 気長に作り上げた「家」でした
今でも扉一枚にさへ狂いはないと聞きます
雪の重みにも耐え 雨漏り一つもないそうです
歳は取ったがそのへんの若造には負けないぞと
足腰丈夫なおじいちゃんのようなおうちです
まだまだ住めそうな 古家が壊されてゆく
新しいものへと変化してゆく
それも時代の流れであり 文句はありません
でも
捨てられたような古い家の庭先に
季節の花が健気に咲いている
誰に褒められたく一途に咲いているんだろうかと
ふと目に入った 「売り物件」の立て看板
絶対この家に住まう家族は幸せになるな・・・と
庭を飛び回る妖精たちが・・・たまに見える時が私にはアル