七月七日は七夕さんである

今日は七月七日の七夕さんである。子供が小さい時には笹竹を取ってきて文字を書かせ笹に吊るして遣ったものであった。

それから何十年になるだろうか、今は孫の時代である彼らでさえ高校生・中学生になると学校生活に追われ七夕など見向きもしなくなるようだ

七夕について熊本県第百科事典を参考に熊本県の風習を検討してみた。

七月七日に笹竹を立てサトイモの葉の露ですった隅で短冊に願い事を書いてつるす風習はかっては県下全域で行われていた。

しかし今ではサトイモの栽培農家など市内では全く姿を消してしまい、また笹竹のある竹林も土地開発で見ることが出来なくなってしまった。

そのためだろう笹竹は一本○○円と書いて売り出してある。七夕さんも全くの商売の対象になってしまっている。