五高の歴史・落穂拾い

旧制第五高等学校の六十年にわたる想い出の歴史のエピソードを集めている。

年を取ることはいやなことである

2010-12-30 04:54:38 | 雑件

年末も30日後期高齢者の部類に入る年代になるとどうも世の移りに感動もなく何も感じなくなってしまったようだ。考えることはまた年を取るのか、まだ生きているのか、そのようなことが主であるが、お陰さんでこの年まで病気らしい病気もしたことはない、しかし足腰の衰えは隠せない。

今までは田舎から孫達が出て来ることが一つの行事として待ち遠しことであったが、自分たちも爺・婆の顔を見に行ってやるかといった年代になると父母につれて貰わなくても、自分たちで気に入ったところへ行くことが多いようだ,爺・婆となど問題外かお宮参り、正月イベントの見学しかりである。ついでに本家で正月しに行こうかと言うくらいである。

テレビの交通情報では高速道路が九州道は何キロからの渋滞であるとか、飛行機は◎◎日までではでは空席なしとか、新幹線は帰郷で暮れは何日まで正月は帰りで何日からは満席だとか・・・世の中のみな正月の一年に一回の帰郷を楽しむ。

年寄りがお宮参りでもしようと思って出かけるなら人、人ばかりである。まわりの者からは全くよぼよぼした老人は何をしているのだいといわんばかりである。そんなことで今まで3ヶ日の間に初詣を行っていたが来年は行かないことに決めてしまった。正月は元気のいい人ばかりの特権だろうか?