昨日は12月28日であり官庁における行事は御用納めであった。俺の現役時代は既に40年以上も昔になるか10時に式を行い続いて打上の酒宴が主であった。28日も勤務時間は午後5時までと言う筈であるが午後は全くのフリーでこのことは1月4日の御用始めと言うときも全く同じ状態であった。俺など若造であったかもしれないが式後の宴会の準備をさせられたもので、特に28日が当番だったり一週間後の4日もまた当番だったりしたときなど「人は酒を飲んで遊んどらす」、そんなことを考え頭に来ること甚だしかった。それから30年余年どうやらそのような風習も見直され式後の酒宴も出来なくなり、勤務時間も本来の5時30分の終業が定着したようで公務員という人種は国民に奉仕するということが本来の目的であることが定着したようだ。これは一つには交通事情の変化も要素になっている。すなはち酒気帯び運転が厳重に取り締まりが強くなっていること、酒気帯び運転者の逮捕即解雇というようなことでお屠蘇を少々飲みましたなどと言ういわけなど出来るはずはなく日本の古来の文化の習慣が前述したような状態を生み出した原因ではなかったろうか・・・・・・・・・。