また職場のSさんの話です。
Sさんはワールドカップを観るために早く寝て、
中継が始まるころまた起きて観戦しています。
「わたしさ、サッカーが大好きなのよ。
イタリアまで試合を見に行ったわ」
いつも朝は4時に起きているらしいので、
ワールドカップを観るのも大変なんだと思います。
「きょうは暑かったですね!」
とわたしが言うと、
「ほんとに暑かったよね。でも、わたし夏大好きよ」
そう言ったSさん。
それはよく分かります。
Sさんの洋服にはいつも、
南の太陽と海、緑のモチーフが使われていて、
そこからは夏の爽快さがあふれ出ています。
ごめんなさい、Sさん。
いつも洋服が似合わないなんて思っていて・・・。
今もSさんの心は、
サッカー熱や、夏大好きでいっぱいなんですね。
Sさんのファッションセンスに、
心の熱さが出ています。
今は少し前かがみで歩いているけれど、
きっと若いころは、
太陽と一緒になって光を放っていたのでしょう。
わたしも夏が大好きです。
できれば1年中Tシャツと短パンとビーサンで暮らしていたい。
でも最近は夏でも、首筋とすねが冷えて、
パンツもひざ下丈になって、
首には汗取りを兼ねたタオルを巻いたりしています。
そんなわたしがSさんのこと、いろいろ言えませんね。
ファッションは心の表現でもあるのです。
生き方の表れでもあるのです。
最近はちんまりと小さくまとまっているわたし。
でも、いつまでも自由におおらかに、
Sさんのように柔軟さを身にまといたいと思います。
人にどう評価されるかなんて気にしないで、思いっきり好きなように表現しているSさんがちょっと羨ましい気も
します。気の小さい私としては・・・(^_^;)
ちなみに 夏は苦手です。
オシャレな82歳になる先輩♂から、地味だね・・・って言われます。
太めのわたしが派手にすると、ちょっと暑苦しいような気がして、思い切り自己表現できません。
ごろにゃんさんは夏が苦手なのですね。
今年は特に暑いので、上手に乗り切ってくださいね