台湾の旅2日目は、
十分で行われるランタンフェスティバルを見に行きました。
十分は台北から1時間ちょっと、途中、台鉄から平渓線に乗換ます。
台北駅でよく調べずに来た電車に乗りました。
しばらくして車内の案内板を見ると、
乗った電車は乗換駅の1つ手前の駅止まりでした。
その終点駅で降りて、路線図や時刻表を捜していると、
若い男性5人が同じように路線図を見ていました。
M子とわたしも後ろから覗き、M子は乗換駅を指しました。
青年たちはその先の駅まで行く様子、
わたしたちも一緒についていくと身振りで伝えると、
爽やかな笑顔で「OK」の返事。
青年たちの後をついて行きました。
すると1人がわたしの後を歩いています。
迷子にならないように気遣ってくれたのか・・・、
ちょっとうれしくなりました。
階段を降りて登って隣のホームへ行く途中でも、彼らは何度も振り返り、
行く方向を指して、わたしたちを気にかけてくれていました。
青年たちが座った隣のベンチに座ると、
1人の青年がM子にマスクを持ってきて、
マスクをしたらというようにマスクを差し出しました。
わたしはマスクをしていましたが、M子はしていませんでした。
ええ??? なんて親切なんだ!!!
マスクは持っているから大丈夫とM子が言うと、
マスクはしたほうがいいよというジェスチャー。
いやいや、台湾の人ってホントやさしいです。
台北ではほとんどの人がマスクをしていました。
電車が来ると、これだよ!っと、
みんながこちらを向いて知らせてくれました。
ひとつ先の乗り換え駅で青年たちと別れました。
「サンキュー!」と、まるで若い娘のように手を振るわたし。
こんな機会は20年に1度のこと、
彼らと一緒の写真を撮ればよかったなぁ。
みんな若くてハンサムでした(笑)。
十分へ着くとランタンフェスティバルまで時間があったので、
ランチを食べて、近くの十分瀑布を見て歩きました。
薄暗くなってきたのでランタンフェスティバルの会場に向かいました。
新型肺炎の影響か、例年よりも観光客が少ないようです。
でも、座れる場所はあまりありません。
階段の2段目に少し空いている所がありました。
「すみません。座らせてください」と言いながら入ろうとすると、
手前にいた日本人の方が、「わたしがうしろへ行きます」
と言ってひとつ席を譲ってくれました。
わたしは2段目に座り、M子は手前座りました。
するとM子の隣にいたご婦人が、「Don't touch me!」とすごい恐い顔。
そう言ったって、この混雑の中で、それは無理でしょ。
ランタンがあがりだすと、一番前にいるのに立っちゃう。
わたしはランタン、見えましぇ~ん💦
隣の日本の方が、「あらら、こちらに寄ってください」
と引っ張ってくれました。
ご婦人は台湾の方のようでしたが、
その夫らしき人やお友達も同じ感じのイメージでした。
感じのいい人、悪い人は、どこにでもいる。
世界共通のことなのでした。
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