女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

出費は続くよ、どこまでも。

2018-08-20 22:49:25 | 日記

2日前の朝7時過ぎ、

犬たちの散歩から帰って自転車置き場の前を通りました。

「あれっ?自転車がない・・・。どうして・・・」

いつも自転車を置いてある場所が空っぽです。

一瞬なんだか分からなかったけど、

わたしの自転車は盗まれたのだと理解しました。

「鍵をかけ忘れたのかもしれない」

そう思ってすぐに部屋に戻りました。

でも、自転車の鍵はちゃんとありました。

 

「やっぱり盗まれたんだ」

はっきりそうわかったら心が重くなってきました。

Kちゃんに電話すると、

「とりあえず盗難届をだしたほうがいいよ」

盗まれた自転車が放置自転車になった場合、

防犯登録しているわたしに、撤去費用の請求が来るというのです。

でも、盗難届を出しておけば、その撤去費用を支払わなくてもいいらしい。

その日は出かける用事があったので、

翌日一番近い交番に届けを出しました。


でも、大きな通りを渡った場所にある交番は、

わたしの住んでいる地域の、所轄の警察の交番ではありませんでした。

盗難届を受け付けてくれたおまわりさんが言うには、

本当に犯人を捜したいなら事件扱いになり、

住んでいる所の所轄の警察の交番でないとダメらしいのです。

撤去費用のことで盗難届を出すだけなら、

どこの交番でもいいということでした。


それにしても、自転車のない生活は不便です。

歩いて10分ぐらいの所でも、

いつもなら自転車で2,3分で行けたのに・・・。

そろそろ犬たちのフードがなくなりそうなので、

買いに行かねばならないのです。

6㎏の大袋なので、自転車でないと運べません。

ということで、新しい自転車を買いました。

年の盗難補償の付いた保険込みで38,000円ほど、

急な出費はちょっと痛い・・・。


さらに出費は続きます。

自転車がなくなった日に、郵便受けが開かなくなりました。

前日までスムースだったダイヤルがギシギシいってます。

番号を合わせてもダメです。

マンションの管理会社に電話すると、

「すぐに見に行きます。

ただ、修理の場合の代金は個人負担になるかねしれません」


あ~あ、いくらになるのかしら。

毎日納豆ご飯で乗り切りますか・・・。



 


墓じまいを考える。

2018-08-17 21:45:45 | 老化現象・老後準備

わたしには家族がいません。

病気になったときやケガをしたときに、

自分の意識があれば、状況の判断もできます。

でも、死んだ場合はどうなるのでしょう。

もうわたしにはどうすることもできません。

頼りは仲のいい従兄ですが、わたしより7歳も年上の男性。

わたしが平均的な歳まで生きたとすれば、

そのとき従兄には頼れないと思います。

 

我が家のお墓は電車で30分ほどのお寺にあります。

父、母、妹、父の妹が入っていますが、

わたしはこのお墓に入らないつもりです。

わたしの希望は海へ散骨、

大好きな海の一部となって自然に帰りたい。

具体的には考えていませんが、

将来的にそうしたいと考えています。

 

わたしがいなくなったとき、お墓はどうなるのか・・・。

曖昧のままわたしは死ねません。

それに、お墓に魂がいるとは思えません。

生きている間は100%の情熱で歩いていたい、

でも、死んだらすべてが終わると思っています。

先祖を思ったり、両親や妹の供養は、

形だけはできても、心からのものではありません。

だから、今だってほとんどお墓参りに行っていません。

 

あと2,3年したら墓じまいの準備を始めたいと思います。

それまでにいろいろなこと調べて、お金の準備もしなければ。

他人からしたらおかしな考えかもしれません。

でもこれがわたしの人生観。

独りぼっちだから、自分で決めるしかないのです。





波立つ心の付き合い方。

2018-08-15 21:59:59 | 日記

先日のカラオケ事件以来、

Aさんはなんだか垣根の向こう側の人みたいです。

まだ怒っているのでしょうか。

こんなことはそうあることではないと思いますが、

人生のどこかで、何回か遭遇しそうです。

そのとき、どうしたらいいのでしょうか。


前述のU子とは、お互いの心がモヤモヤしていたと思います。

U子の結婚式にわたしだけ呼ばれなかったし、

新居の招待も外されました(涙)。

仕返しか~!!!

でも、その後会社を辞めて、

わたしは趣味に没頭し、U子は妻や母として家庭を守り、

会うことはなくなりました。

そして、10年ほど前に同期会がありました。

同期会で久しぶりに再会したU子に、

あのときの嫌な思いはみじんも感じませんでした。

わたしとU子には冷静になれる時間がありました。


でも今回のAさんとはまだその時間が足りません。

わたしはカラオケのことを、直接言われたのではないけれど、

わたしにも怒っていると感じました。

挨拶をしたときの暗い声の返事で、

わたしはそれ以上言葉をかけるのを止めました。


1度崩れてしまった人間関係を修復するのは難しい、とても・・・。

できるならそうなる前に防ぎたい。

心が波立ったとき、どう平静を取り戻し、

他人との衝突を防ぐことができるのでしょうか。

職場、近所、親戚、友人などの人間関係を円滑にする。

でも、それ、どうやって???

 

とりあえずわたしが思っていることは、

怒ったときほど笑顔にする(作り笑いだけど)、

楽しい時間を持てる自分がいることを忘れない。

それでも心がざわつくのなら、その場を離れてみる。

最近は怒ることが少なくなって、

そのことを実践することはまだありません。


歳をとって、人生経験も豊かになり、

どんなことも受け止められるはずなのに、

頑なさを増し、自分の価値観に固執し、他人の考えを受け入れにくい。

だから、またいつか、波立つ心の海で遭難しかけたら、

いろいろな失敗を思い出して、

冷静になれるようにと祈っています。





膝の痛み。

2018-08-12 19:14:57 | 老化現象・老後準備

久しぶりにTさんから電話がありました。

Tさんはダイビングクラブのときの知り合いです。

以前はふたりで海外へ食べ歩きやダイビングにも出かけましたが、

わたしがダイビングをやめて、

会う機会が減って自然と連絡が絶えました。

なのに、ほんとうに何年ぶりの電話。

ちょっと、びっくりするやら、うれしいやら。


「〇〇駅って〇〇さんの家の近くでしょ。

今度の25日にそっちに行くので会えないかな?」

とTさん。

「ええ、そうしましょう」

「〇〇駅に人工関節専門の病院があるのよ。

NHKで取り上げられたもんだから中々予約が取れなくて、

やっと25日に取れたんだ」

昔から膝が悪かったTさん、

身長も体重も平均をかなり上回っていました。

電話では詳しい事は聞きませんでしたが、

いよいよ人工関節にするのでしょうか。


職場のOさんは膝の人工関節にする手術とリハビリのため、

先月の23日から今月いっぱい休んでいます。

Oさんは58歳の男性で、Tさんとは違い平均的な体形です。

突然膝が痛くなり、2年ほどで手術になりました。

原因はよくわからないらしい・・・。

今は片膝の手術が終わり、もう片膝の手術を待っています。

職場で聞いた話では、リハビリも順調そうだとか。

よかったです。

 

それにしても、

人工関節なんてもっと高齢者のものだと思ってた・・・。

いえ、自分が高齢者だということは忘れていませんよ。

わたしも膝が痛みますが、

TさんやOさんのように重篤ではありません。

今まで3回ほど膝が腫れて、

水を抜いたり、ヒアルロン酸の注射をしたことがありました。

3回とも冬でした。

きっと冷えたのが原因だと思ったので、

冬には足を冷やさないように注意しています。

眠るときは夏でも足が冷えるので、

レッグウォーマーを履いて休んでいます。


それと少しずつ弱っていく膝関節をカバーできるよう、

スポーツクラブで足の筋肉の強化するプログラムに、

1週間に1度参加しています。

そのプログラムに参加し始めて3ヶ月経ちましたが、

今まで辛かった階段や坂道が、

今回のシンガポールでは苦なく歩けました。

座ったり立ったりする作業の多い今の仕事。

膝が痛くなると仕事を続けることも難しくなりそうです。

今の経済状態をできるだけ維持していくためにも、

健康状態を保っていくことが必要だと感じています。






22歳と63歳の怒り。

2018-08-10 23:00:15 | 日記

時々仕事帰りが一緒になるYさんは、

今月いっぱいで1日の仕事をやめて、午前中だけの仕事になります。

もう15年ほど勤務していたけれど、

元気なうちに趣味の洋裁をもっと本格的にやりたい、

以前からそのことをYさんから聞いていました。

67歳のYさんの気持ちはよくわかります。

わたしはYさんの選択を応援したい気持ちでした。


来月からは会えなくなるので、

以前から行こうと言っていたカラオケに誘いました。

「じゃ、Hさんも誘っていいかな?

と、Yさん。

それで、3人で慰労会をすることにしました。

まだみんなには内緒ということでしたが、最近公表したようでした。


するとYさんはAさんから最後にカラオケを・・・と誘われました。

YさんとAさんは以前からカラオケ仲間。

Yさんは3人のカラオケ会のことを話し、

Aさんのことをぜひ一緒にと誘いました。

Aさんは怒り心頭の表情で、

「何で最初にわたしに声をかけないのよ!」

 

どこかで聞いたセリフです。

あれはまだ私が働き始めたころでした。

わたしは当時勤めていた会社で、

気の合った仲間たちと飲み会や、海や山へ出かけていました。

わたしが計画を立て仲間に呼びかけ、

仕事よりもその他の時間の幹事役で一生懸命働いていました。


ある日、同期だったU子がわたしの席の横に来ると、

大きな声で言ったのです。

「何でわたしを誘ってくれないのよ !」

わたしの課には何人かがいましたし、

隣の課にも聞こえるほど大きい声でした。

唖然とするわたし、怒りの表情のU子。

そして40年以上経ったきょう、同じようなことが起こりました。

なんということでしょうか・・・。


Aさんはわたしと同い年、40年以上前のU子は22歳。

歳の差はあるものの、ふたりはあまりにも大人げない。

とくにAさんは以前わたしを無視していた人です。

わたしがらみのカラオケ会だから、腹が立ったのでしょうか。

ふてくされても、怒っても、1日は過ぎていく。

どうせなら楽しく笑って過ごしたい、

ね、そうしましょ💗