女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

厄介な人。

2019-04-10 22:54:41 | 日記

きょう職場で出勤のタイムカードを押すために、

4人が待っていた列の最後に並びました。

午後の職務の人は12時45分に

打刻するように会社から言われています。

それまでの数分はみんなでしゃべったりしています。

でも後から来たSYさんが突然、

並んでいた列を無視してタイムカードを押しました。


「45分になってから打たないと!」

とIさんが言うと、

「だって、この間チーフから時間前に押しても、

給与は45分から計算されるから大丈夫だって言われたから」

とちょっとムッとした感じで言い返すSYさん。

するとNさんが、

「チーフが変わったから規則が変わったの?」

「だってここに20人も並んだら、

後のほうの人は45分に打てないじゃないですか」

とSYさん。

「でも、ここには20人なんて並ばないでしょ」

とわたし。

あー言えばこー言うっていうSYさんの態度に、

少しイラっとしました。

午後の部のパートは全員でも15人。

午前中から勤務している人は7人、朝にタイムカード押しています。

だから、午後のタイムカードを押す人は

20人もいるはずがないのです。

「あたしは言われたとおりに45分に押すけど、

あなたは好きなようにしたら?」

とIさん。

「あ~、そうさせてもらいます!」

両手を上げてそう言うとSYさんは、

近くにしゃがんで道具バッグの整理を始めました。

なんだか変な感じ・・・。


どんな事情があったにせよ、

SYさんは並んでいる人たちに少し事情を話してから、

タイムカードを押したほうがよかったと思います。

部屋に入ってくるなり無言のまま、

タイムカードの列の先頭の人をすり抜けて、

自分のタイムカードを押すなんて、

なんだか大人げない。

このブログにもたびたび登場するSYさん、

この人とはこれから関わりたくないなぁ。

でも、まだちょっと続くのです・・・。



 


名残の桜。

2019-04-08 22:32:21 | 日記

15年ぐらい前の春、友人たちと3人で、

友人の家の近くの桜を自転車で廻ったことがあります。

そのあたりは大きな家の多い住宅街で、

大きな公園もあり、

たくさんの桜のを見て感激したわたしは、

「桜の花に囲まれて死にたい」

と言うと、

「それって西行の歌にもあるんだよね」

と友人。

西行の歌のことなど知らなかった無教養のわたしは、

昔の人の心と現代人の自分の心に、

同じような思いがあることに、また感激しました。


Kちゃんは地元のランニングクラブに所属しています。

その仲間♂がステージ4の癌になって4年目になるそうです。

今年の3月に開催された東京マラソンに参加しましたが、

走るのが辛くて5㎞歩いてリタイヤ。

おととい彼はランニング仲間と、近くの公園にお花見をしました。

声が出ず、顔がむくみ、足がしびれ、腰の痛みが酷かった・・・。

そんな状態なのに、仲間たちとお花見をする彼の気持ちは、

西行の歌の思いと通じるような気がします。


そしてきのう、近郊でマラソン大会がありました。

そのマラソン大会は、桜並木と菜の花が美しいコースの大会です。

参加するランニングクラブの仲間を応援するために、

その彼もクラブの貸し切りのバスで一緒に出かけたそうです。

走ることが好きでずっと走ってきた、

自分が走れなくても仲間を応援したい、

来年のこの大会には来られないかもしれない、

桜の美しいこの大会に・・・。

そう彼は思っていたのでしょうか。


わたしならどうするか。

自分が死ぬときはどんなだろうと考えることがあります。

だから、Kちゃんから聞いたその仲間のことを、

まるで自分のことのように感じました。


あした雨が上がっていたら、桜並木の散歩コースを歩いて、

今年の桜を心に焼き付けておこうと思います。



 


温かな気持ち。

2019-04-06 22:12:50 | 日記

ずいぶん暖かくなりました。

しばらく寒かったせいで、この土日の桜が見頃です。

朝の犬たちの散歩も桜を眺めながら歩いていますが、

もうひとつ楽しみにしている花があります。

散歩コースのアスファルトの歩道に咲くスミレです。

少し離れた所や反対側の歩道にも、数株が咲いています。



街路樹の根元には、ナズナやカタバミなどが咲いていますが、

アスファルトに根付くスミレに目が行きます。

美しい濃いむらさき色、大株にならずに、

うつむくように咲いている、

そんな奥ゆかしく感じるところが好きなんです。

よくわかりませんが、種類は『スミレ』かしら?



去年この株の種を取って、小さなプランターに蒔きました。

きょう、花が咲きました。ヤッター!!!

でも、よく見ると花の色が薄く、

へら状の葉っぱもちょっと寸足らずです。

他にもつぼみがあるので、様子をみることにします。

隣には、別の場所で取った種の白花のスミレのプランターがあります。

こちらはおととし採取した種、去年も白い花が咲きました。

今年ももうすぐ咲きそうです。


季節が廻り、花たちと出会うのはとてもうれしい、

温かな気持ちになります。

一昨年よりも、去年よりも、

一年、一年、その気持ちが深まっていきます。

若いときは感じることがなかった気持ちです。

歳をとることも悪くない。

この小さなスミレが教えてくれました。





おじさんの戸惑い。

2019-04-04 21:34:29 | 日記

きのうスポクラへ行き、マシンを使って筋トレをしていると、

少し離れた所にいたインストラクターに、

おじさんが話しかけていました。


「月曜日、変わっただろ?」

「はい、お尻シェイプですよね」

「若い子がいっぱい入ってきちゃってさ。

そこに80歳の爺さんががいたらヘンだろ」

「いいえ、高齢者の方にもいいトレーニングです」

「だったら名前変えてくれよ。

お尻シェイプやってるなんて近所に知れたらみっともないよ」

「そうですか?」

「筋肉なんとかとかさ~。なんかあるだろ」

「はい・・・」

 

わたしがこのスポクラへ入会して1年、以前は午前中に、

もう少し緩めのトレーニングが多かったような気がします。

この1年で、

モーニングストレッチは週に5回から1回へ減り、

週4回あった青竹ピクスはなくなり、

柔軟性と簡単な筋トレのプログラムもなくなりました。

その代わり、ダンス系やヨガなど、

女性が好むプログラムが増えました。

利用者の性別や年齢に合わせてのことだと思いますが、

わたしは緩めのレベルが合っているので、

プログラムのことをいろいろと

言っていたおじさんの気持ちは分かります。


でも、午前中に利用する高齢者よりも、主婦の方が多くなれば、

女性が好むプログラムが増えるのは仕方がありません。

スポクラだって商売です。

毎回プライベートレッスンは高すぎるし、

おじさん、恥ずかしがらず、お尻シェイプ続けましょ!

ご近所には臀部筋トレとでも言ったらいいと思いますよ。



 


美しいお尻。

2019-04-02 21:04:35 | 老化現象・老後準備

きのうは4月1日。

多くの企業や学校の年度初日で、異動や変更などがあります。

わたしの通っているスポクラでも、プログラムの変更がありました。

月曜日は午前中のプログラムに参加しています。

モーニングストレッチ15分と、それに続けて、

関節などの可動域の向上とそれに伴う簡単な筋トレ15分。

午前中のプログラムなので、参加者のほとんどが高齢者です。

わたしは最年少(笑)。


ところがきのうは、

モーニングストレッチはいつものメンバーでしたが、

それが終わると次々に若い(?)女性たちがスタジオに入ってきました。

プログラムがお尻シェイプに変わったからです。

30代から50代の女性たち、ウエアもオシャレです。

横になって下半身、お尻の筋肉を鍛えます。


美しいヒップラインは若い(?)女性には大切です。

でも、わたしたち高齢者にこのトレーニングが必要でしょうか。

そう思っていると、

「ここの筋肉は足につながる筋肉です。

いつまでも元気に歩くために鍛えておきましょう」

トレーナーの方が言いました。

そうか、そうだったのか!

そして、

「けっこうきついので、疲れたら休んでくださいね」

と、いつもの高齢者への気配りも忘れません。


きょうまでお尻の筋肉と、股関節の筋あたりが痛かったです。

去年からコタツを置きましたが、

コタツに座ると股関節が痛くて仕方がなかったのです。

お尻周りの筋肉が硬くなっていたのが原因かもしれません。

お尻シェイプのプログラムに参加する動機は、

若い人たちとはちょっと違いますが、

美しく歩ける筋肉を作るため頑張ろうと思います。