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軍師官兵衛「乱世ここに終わる」

「軍師官兵衛」は竹中直人主演「秀吉」の事実上の「最終回」だったか。秀吉は清州会議で三法師を担ぎ上げたが織田秀信を天下びとにはしなかった。秀吉は戦に勝つたびに相手との約束を反故にして相手を滅ぼした。その報いが淀と秀頼にふりかかった。
大坂夏の陣から400年 元日0:06
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「江~姫たちの戦国~」では淀は秀吉と初対面の際、秀吉を父・浅井長政の仇と見做し、茶々が秀吉の側室になるまでの恋愛(?)ドラマに話数が浪費されたらしい。淀は父の仇・豊臣家の中に入って刺し違えた格好となった。
元日0:10tw

一番の策士は秀吉没後に家康を応援(?)した北政所、つまり「おんな太閤記」の主人公「ねね」(または「おね」)だったのかも知れない。
2015年元日0:12tw

秀吉没後から大坂夏の陣までの17年間は、秀吉の元妻でありながら家康を支持した(ようだった)北政所と、秀吉を父の仇としながら側室になった茶々が豊臣を滅ぼす過程であった。
2015年元日0:14tw

織田信長は家臣・明智光秀によって倒され、信長の仇を討ったはずの秀吉も天下を織田家から奪って豊臣政権を作った。こうなると秀吉没後の豊臣の末路も宿命的だった。
#軍師官兵衛 
2015年元日0:17tw

『軍師官兵衛』は歴史的かなづかいでは「ぐんし・くわんべゑ」「グンシ・クワンベヱ」になる。
「軍」は呉音・漢音ともに「クン」で、「グン」は慣用音。
「師」は呉音・漢音ともに「シ」。
「官」は呉音・漢音ともに「クワン」。
「兵」は呉音「ヒヤウ」、漢音「ヘイ」。
「衛」は呉音「ヱ」、漢音「ヱイ」。
まとめると呉音で「クンシ・クワンヒヤウヱ」、漢音で「クンシ・クワンヘイヱイ」になるはずだ。

『軍師官兵衛』は中国の簡体字だと『军师官兵卫』、
シナ語でJun1shi1 Guan1bing1wei4になるだろう。

日本語の読みを朝鮮文字で表すと『군시 칸베에』(下注釋)だが、「軍師」だけ朝鮮語にすると『군사 칸베에』。

また、「官兵衛」を朝鮮語読みにする「관병위」になるから、全体で『軍師官兵衛』の朝鮮語読みは『군사 관병위』になる。

英語ではGunshi KanbeiになるようだがNHKの公式HPではkanbeである。

2014年4月20日(日)付の読売英語版では
Samurai Drama: Gunshi, Kanbeになっていた。

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注釋
『군시 칸베에』
「ん」が2つとも「ㄴ」だが、日本語の「ん」の調音位置は次の音に合わせて変化するので、發音通りだと『궁시 캄베에』に近い。「ぐんし」の「ん」は厳密には鼻母音[ĩ(iの点を~にした文字)]である。

参照
『軍師官兵衛』最終回「乱世ここに終わる」(2014年12月21日放送)
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