平成25年BLOG
2013/10/10 19:18 「【時代劇の時代設定】長七郎江戸日記」
💻2012年10月5日
【時代劇の時代設定】長七郎江戸日記:松平長七郎(演:里見浩太朗)は松平忠長の遺児で、家光の甥。家綱と從兄弟。時代は家光~家綱の治世。徳川秀忠と江にとって長七郎は孫である。「江戸を斬る」第1部の梓右近(演:竹脇無我)は秀忠が側室に産ませた保科正之の双子の弟。長七郎にとっては叔父。
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「江~姫たちの戦国~」の江と徳川秀忠の長男・竹千代が後の家光で、次男・国松が松平忠長。忠長の息子が松平長七郎。後に秀忠の隠し子・幸松(家光と忠長の異母弟)の存在が判明するが、その幸松が保科正之。「江戸を斬る」第1部では正之は双子で弟が梓右近。
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長七郎江戸日記スペシャル「怨霊見参!長七郎、弟と対決」(1985年4/2放送)
徳川忠長(1606~1633)の自害から20年後なので1653年ごろか。
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BS日テレ - 「時代劇 長七郎江戸日記」
BS日テレ - 時代劇「長七郎江戸日記」番組サイト
長七郎江戸日記スペシャル「血闘・荒木又右衛門」(1986年10/7放送)
荒木又右衛門(1599~1638)と河合甚左衛門の勝負は1634年で、徳川忠長の自刃から11箇月後。
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長七郎江戸日記スペシャル「母は敵か!?正雪の陰謀」(1985年10/1放送)
長七郎の母・光松院は忠長の正室・松孝院(1614~90)。
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長七郎江戸日記スペシャル「母は敵か!?正雪の陰謀」(1985年10/1放送)
このHPによると、劇中、長七郎が由比(由井)正雪(1605~51)を斬ったようで、もし、そうなら劇中の時代は正雪の乱の時。
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「江戸を斬る 梓右近隠密帳」第26回「対決」(昭和49年=西暦1974年3/25放送)
主人公は保科正之(家光の弟、忠長の兄)の双子の弟・梓右近(演:竹脇無我)で、第26回で由比(由井)正雪が切腹。
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@kyojitsurekishi BS日テレ「長七郎江戸日記」第102話「片思い」
悪人が火付盗賊改方の長官(勘定奉行を狙う?)。長七郎は「上様の甥御様」なので将軍は長七郎の伯父・家光であろう。火付改と盗賊改の設置は家綱の時代の明暦の大火の後で、一本化されたのは吉宗の時代では…?
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「長七郎江戸日記」に火付盗賊改方が出て来る場合、盗賊改の設置は家綱の時代なので、長七郎は「上様の甥御様」でなく「上様の從弟様」でないとおかしい。そのせいか「将軍家お血筋にあらせられる松平長七郎長頼ぎみ」と紹介されたこともあったと思う。
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松平長七郎は傳説や歴史小説で創られた人物のようで、設定上、1661年没。将軍が家光から家綱に代わったのは1651年、明暦の大火は1657年、盗賊改方の設置は1665年だが、これでは長七郎没後。存命だったとしても火付改は1683年設置で綱吉の時代。
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火付改は1683年設置で綱吉の時代、八百屋お七が処刑された時である。綱吉が将軍になったのは1680年。松平長七郎が1661年以降も存命なら1683年の時点では「さきの上様(家綱)の從弟」になるが、これだと「将軍家お血筋」の方がわかりやすいだろう。
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