奈良国立博物館の本館が「なら仏像館」になってリニューアルオー
プンしています。
いつも特別展のついでにタダで見られる仏像部屋だと思ってました。
ひぃ~、ごめんなさ~い!
そのわりには国宝・重文・貴重な仏像がお腹いっぱいになるくらい
並んでいて、特別展よりこっちのほうが価値あるんちゃう?なんて
思うこともよくあるので、ちゃんとした名前がついてよかった~♪
というワケで、7月21日から始まった、なら仏像館開幕記念特別展
「至宝の仏像」を先週見てきました。
実は東新館のほうでは「仏像修理100年」という特別展が同時開催
されていて、そっちがメインっぽいのですが、今回ばかりは本館の
「至宝の仏像」がメインだと私は思いますよ♪
(あ、もちろん「仏像修理100年」のほうも貴重な展示がいっぱい。
平等院の雲中菩薩が目の前で見られたり、妙法院の千手観音立像に
こんなところで会えたりするのはちょっとフシギ。修理、という
視点で見るとなんだか仏像がアカデミックな存在に見えます。)
なら仏像館。リニューアル後の一番の違いは展示の演出、特に照明
を落としてよりドラマティックに見せている点のようです。
そして今回の目玉はフライヤーにも使われている、東大寺法華堂、
つまり三月堂の金剛力士像2体。
ナンジャ、コリャ~!
と思いますって。間近で見ると。
でっかいし、顔ゴツイし、鼻たかいし。
なにより、ア、ア、アタマが~!
怒髪天を突く様子がタダモノではございません。
これもライティングの効果なのかもしれませんが、脱活乾漆造りの
質感との相乗効果でインパクト大。
あらゆる角度から楽しめるのも特別展示のおかげです。
注意するとすれば、順路をあせってこの2体を最初に見てしまわな
いようにすること、かな(笑)。
こんどはぜひ三月堂にて一堂にお目にかかりたいものです。
これ以外にも仏像界のスター様たちがたくさんお出迎えしてくださ
いましたよ。
ワタシ的には海住山寺の木造十一面観音菩薩立像、同じく同寺の
木造四天王立像が見られたことがうれしかったです。小さいけれど
つくりが緻密でとてもきれいなお顔でした。とにかく、ふだん行き
たくてもなかなか行けない場所なのでホントにありがたいです。
●奈良国立博物館
「至宝の仏像」も「仏像修理100年」も9月26日(日)まで。
>> 詳細はこちら
この日は博物館に行く前に、大好きな東大寺の敷地内を散歩。
奈良もひじょうに暑かったのに、木陰の石段にすわると涼しくて、
場所によっては人もほとんど来ないし、少しのんびりできました。
「俊乗堂」で阿弥陀如来立像を拝観していると、係の人が仏像にま
つわる面白い話を♪
言われるままに仏像の両足を見ると、釘で打ち付けられた痕が!
ここに親鸞上人がお参りに来られ、明日は京都に帰るという前夜、
お堂がガタガタするのに気づいた若い僧が様子を見に来たところ、
「私もいっしょに行く」と阿弥陀様が今にも動き出すところだっ
たそうな。
慌てた僧が行かれたら困ると思い、阿弥陀様の足に釘を打つと足か
ら血が流れ、たちまち若い僧は目が見えなくなったそう。
仏像の両足の甲に釘。ちょっと珍しい光景でした。
●俊乗堂 東大寺内
特別公開は7月31日で終了
写真のスイーツは mellow cafeの白玉抹茶パフェ
プンしています。
いつも特別展のついでにタダで見られる仏像部屋だと思ってました。
ひぃ~、ごめんなさ~い!
そのわりには国宝・重文・貴重な仏像がお腹いっぱいになるくらい
並んでいて、特別展よりこっちのほうが価値あるんちゃう?なんて
思うこともよくあるので、ちゃんとした名前がついてよかった~♪
というワケで、7月21日から始まった、なら仏像館開幕記念特別展
「至宝の仏像」を先週見てきました。
実は東新館のほうでは「仏像修理100年」という特別展が同時開催
されていて、そっちがメインっぽいのですが、今回ばかりは本館の
「至宝の仏像」がメインだと私は思いますよ♪
(あ、もちろん「仏像修理100年」のほうも貴重な展示がいっぱい。
平等院の雲中菩薩が目の前で見られたり、妙法院の千手観音立像に
こんなところで会えたりするのはちょっとフシギ。修理、という
視点で見るとなんだか仏像がアカデミックな存在に見えます。)
なら仏像館。リニューアル後の一番の違いは展示の演出、特に照明
を落としてよりドラマティックに見せている点のようです。
そして今回の目玉はフライヤーにも使われている、東大寺法華堂、
つまり三月堂の金剛力士像2体。
ナンジャ、コリャ~!
と思いますって。間近で見ると。
でっかいし、顔ゴツイし、鼻たかいし。
なにより、ア、ア、アタマが~!
怒髪天を突く様子がタダモノではございません。
これもライティングの効果なのかもしれませんが、脱活乾漆造りの
質感との相乗効果でインパクト大。
あらゆる角度から楽しめるのも特別展示のおかげです。
注意するとすれば、順路をあせってこの2体を最初に見てしまわな
いようにすること、かな(笑)。
こんどはぜひ三月堂にて一堂にお目にかかりたいものです。
これ以外にも仏像界のスター様たちがたくさんお出迎えしてくださ
いましたよ。
ワタシ的には海住山寺の木造十一面観音菩薩立像、同じく同寺の
木造四天王立像が見られたことがうれしかったです。小さいけれど
つくりが緻密でとてもきれいなお顔でした。とにかく、ふだん行き
たくてもなかなか行けない場所なのでホントにありがたいです。
●奈良国立博物館
「至宝の仏像」も「仏像修理100年」も9月26日(日)まで。
>> 詳細はこちら
この日は博物館に行く前に、大好きな東大寺の敷地内を散歩。
奈良もひじょうに暑かったのに、木陰の石段にすわると涼しくて、
場所によっては人もほとんど来ないし、少しのんびりできました。
「俊乗堂」で阿弥陀如来立像を拝観していると、係の人が仏像にま
つわる面白い話を♪
言われるままに仏像の両足を見ると、釘で打ち付けられた痕が!
ここに親鸞上人がお参りに来られ、明日は京都に帰るという前夜、
お堂がガタガタするのに気づいた若い僧が様子を見に来たところ、
「私もいっしょに行く」と阿弥陀様が今にも動き出すところだっ
たそうな。
慌てた僧が行かれたら困ると思い、阿弥陀様の足に釘を打つと足か
ら血が流れ、たちまち若い僧は目が見えなくなったそう。
仏像の両足の甲に釘。ちょっと珍しい光景でした。
●俊乗堂 東大寺内
特別公開は7月31日で終了
写真のスイーツは mellow cafeの白玉抹茶パフェ
わ・た・し・も♪(笑)
いいですよね~。二月堂へつづく道。大鐘の付近。
戒壇院のあたりも好きです。
このあたりはただ歩くだけで気持ちが落ち着きます。
季節の厳しいときほど無性に行きたくなったりして(笑)。
白豪寺に行く道もめったに人が通らないのでは?
観光地なのに人が少ないポイントっていいですよね!
永楽館公演の演目、ごぞんじだったのですね♪
片岡十二集の内ですか。ありがとうございます。
「近頃河原達引きより堀川の場」は前に録画した映像を
掘り出して(笑)チラッと見てみました。
猿使い与次郎は我當さんの持ち役なんですね。
あの役を愛之助さんがするとどうなるんでしょう!
吉野山の道行では狐さんですね。
また引き出しが増えるんですね。楽しみです♪♪
奈良は目的を決めずに行くのが好きです。
真冬、真夏に行くと人も少なくて、春日大社から高畑まで歩き白豪寺に行くコースがノンビリして特に好きです。
多分明日のデイリースポーツに永楽館公演の記者会見がアップされます。
演目は早くから聞いていたのですが、今日発表になりましたので書いておきます。
片岡十二集より 近頃河原達引きより堀川の場
口上、吉野山の道行です。こんなに早く愛之助丈の猿使い与次郎が見れるとは、言ってみるものです。