星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

永楽館大歌舞伎2日目の「気まぐれ日記」より

2010-11-06 | AINOSUKEさん
今朝は朦朧としながらツイートで分割アップしていたので、あ
らためてこちらのサイトにて。
今日はナマの口上も聞いて、気まぐれ日記も読めて、さらには
TVでソルジャーな姿も見られて、いい1日でした。
土曜日から日曜日にかけてツアー等で観劇に参加されている方
も多いと思いますので、皆さん、もれなく新聞を入手されたこ
とと思います。
では11月6日付の「気まぐれ日記」より。





今回の見出しは、やっぱりこれですね。
幻想的だった雨中の「漣獅子」
書き出しは永楽館の話題から。
9月の松竹座の舞台、映画の撮影ときて、気がつけば11月。
「だだいま豊岡に来ております」。

今年は偶然、観光シーズンになったものの、これが8月だったら
「出演者もお客さまも(もちろんスタッフも)死んじゃうくら
いだったはずと、皆で胸をなでおろしていました。」

(ホントですよね。でも・・・)

「到着してみると、これが意外に寒い。」役者は衣裳を着てラ
イトを浴びるのでこの涼しさがちょうどいいくらい。「それで
も夜になると冷えてきます。」

(ここから本題?笑)

「ちょうどカニ漁も解禁になったそうですし、『芸術の秋』
『食欲の秋』ふたつの秋を満喫しに、ぜひ永楽館までお運びく
ださい。オススメです!」

(いよいよここからです。新聞の見出しにもなった演目。先日
の野外での雨中の公演についてたっぷりと書かれています。)

「『漣獅子』をいとこの孝太郎兄さんの息子さん、千之助くん
と二人で舞わせていだだいたのですが、千之助くんにとっては
初役であり、地元の方の熱意も並々ならぬもので、もしかした
ら小雨になるかも・・・という中で決行した舞台。
雨の中での『漣獅子』はかつらも衣裳も雨にぬれて重くなり、
足元も滑るという、条件は通常の何倍も悪い状態ではありまし
たが、おそらくこんな舞台は二度とないでしょうし、何よりも
出演者、スタッフ、そしてお客さまの熱意が水しぶきとなって
降りかかり、とても幻想的な舞台に仕上がったように思います。」

(さらに続けて、今回はこんな結びに・・・。)

「大変な思いをして作りあげたものは、一生の宝ともなる、そ
う感じた一夜でありました。お越しいだだいた皆さまにも深く
感謝しつつ、一期一会の舞台、悪天候にもめげずに、ご観劇く
ださいませと切に願っています。」

以上。

薪歌舞伎については先日もメッセージがあったばかりですが、
よほどの体験だったんだろうな、とあらためて思います。
そして、いまは永楽館で連日熱演中!
毎回新たな試みを見せてくださる愛之助さんですが、今回も
いままで見たことのない愛之助さんや、うっとりするような
愛之助さんがいっぱい見られます。
永楽館の感想についてはまたあらためて!
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