映画「二流小説家 シリアリスト」ネタバレなし

観た、観た。みたよ！
もちろん、出演者挨拶のついてない地元の映画館ですけどね。
瞬きする間もないくらい「！」「？」の連続。
展開がスピーディーで、ワワワッ。
で、出た答えがアレでしょ～～～。ひえ～！
いやー、びっくりしたわ。ほんまに。

試写会時の出演者全員のコメントを思い出し、なるほど、そう
ゆう意味だったのか、とあらためて感じ入ったり。
見事なキャスティングでございました。

＜おもなキャスト＞
上川隆也（赤羽一兵　売れない小説家）　　　
武田真治（呉井大吾　死刑囚）
片瀬那奈（長谷川千夏）　　平山あや（鳥谷恵美）
小池里奈（小林亜衣）　　　黒谷友香（今野純子）
賀来千香子（小林郁子）　　でんでん（後藤猛）
長嶋一茂（レポーター）　　戸田恵子（鏑木裕子）
中村嘉葎雄（太田聖道）　　佐々木すみ江（工藤三重子）
本田博太郎（三島忠志）　　伊武雅刀（町田邦夫）
高橋恵子（前田礼子）

監督：猪崎宣昭



ミステリーなので１回見たら一番大事なコトはネタバレしてる
のに、あれ？ じゃ、あの時は？ あの場面は？
あの人物が語った台詞に呼応するのはどれのこと？
観終わった途端に急にディテールが気になり、それを検証すべく
リピートしてしまいました。
日を置いて２回行くつもりだったのに。初日に２回って・・・。

赤羽一兵 VS 呉井大吾の面会シーンは毎回ほんとに面白かった。
武田真治さんは舞台「時計じかけのオレンジ」で観て、演技の
うまさに驚いた記憶があるけど、今回は上川さんとの二人芝居。
上川さんは受ける立場だったと語っていたけれど、まるで一流
テニスプレイヤーのラリーを観ているようなカンジ。
次はどんな球？どう返す？ みたいなゾクゾクする場面でした。

犯人がわかって、ハイ終わり！じゃない、作品として底に流れ
ているものがあるところがまたいいの。
それと、観ている者をつねに落ち着かなくさせる演出というか
要素があり、それはたぶん小説には書かれていない映画独自の
匂いなんじゃないかと思ったり。
次は原作を読み、映画との違いを検証してみたい。

とにかく何を書いてもネタバレになるので、もうこれ以上は
今後も書かないつもり。
ただ、リピートしても解決しない部分があるんですけど～（笑）。
モヤモヤ～。モヤモヤ～。


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