自衛隊法は、防衛出動命令が下った時、命令に従わなかった場合、7年以下の懲役・禁錮に処すると定めています。隊員本人だけでなく、教唆・幇助した者にも同じ刑事罰が課せられます。
これまでは、「防衛出動命令」が出されるのは、日本に対する武力攻撃が発生した場合に限られていました。しかし、今回の安保法制は、日本が武力攻撃されていないのに集団的自衛権を行使して海外での戦争に参加する場合(「存立危機事態」)も、「我が国を防衛する」活動に含めようとしています。
「イラク戦争は道義的に過ちであるばかりでなく、合衆国の法をも手荒く侵害する行為」、「この戦争に参加すれば、私自身が戦争犯罪の片棒を担ぐことになる」としてイラクへの派遣命令を拒否した米陸軍のワタダ中尉は、逮捕され軍法会議にかけられました。
安保法制が成立すれば、日本でも同じようなことが起こりかねません。母親が自衛官の息子に戦地派遣命令を拒否するように説得した場合も、「教唆・幇助」で逮捕される可能性があります。
これまでは、「防衛出動命令」が出されるのは、日本に対する武力攻撃が発生した場合に限られていました。しかし、今回の安保法制は、日本が武力攻撃されていないのに集団的自衛権を行使して海外での戦争に参加する場合(「存立危機事態」)も、「我が国を防衛する」活動に含めようとしています。
「イラク戦争は道義的に過ちであるばかりでなく、合衆国の法をも手荒く侵害する行為」、「この戦争に参加すれば、私自身が戦争犯罪の片棒を担ぐことになる」としてイラクへの派遣命令を拒否した米陸軍のワタダ中尉は、逮捕され軍法会議にかけられました。
安保法制が成立すれば、日本でも同じようなことが起こりかねません。母親が自衛官の息子に戦地派遣命令を拒否するように説得した場合も、「教唆・幇助」で逮捕される可能性があります。