「井原市の地域医療を考える」パネルディスカッション(井原市民病院主催)がこのほど行われ、参加しました。
厚労省が公表した「再編・統合」リストに井原市民病院が含まれていたことに、斎藤信也・岡山大学大学院教授は「厚生労働省の『再編・統合』は将来に向けて議論を活発にするための資料。井原病院がすぐになくなるわけではない」と語り、則安俊昭・岡山県保健福祉部参与は「高齢化に対応し、将来の医療ニーズに対応した病床の選択が必要」と説明しました。
合地明・井原市民病院長は井原病院の現状と今後の役割を語り、山成洋・井原医師会会長は、井原市民病院と連携し開業医が力を発揮するうえでも市民病院は大事な存在と強調。市民代表の森永忠善・市民病院運営協議会長は、「高齢化の中でますますニーズは高まる。在宅医療の充実にさらに力をいれてほしい」などと病院への期待を語りました。
参加者からは「病院をなくさないという意思表示を」「国に対して市や県から意見を」などの意見が出され、大舌市長は「市民から強く求められたのが医療と教育だった。国がすすめる方向と市民が求めている方向とは少し違うと感じた。病院設置者として、10年、20年後も医療の水準を下げないためにしっかり考えたい」と述べました。
地域の中で市民病院が果たしている役割が鮮明にされた討論会でした。私たちもいま、県社会保障推進協議会の皆さんと一緒に、住民の医療と健康を守る拠点である地域医療を守ろうと、署名や議会請願などをすすめています。
厚労省が公表した「再編・統合」リストに井原市民病院が含まれていたことに、斎藤信也・岡山大学大学院教授は「厚生労働省の『再編・統合』は将来に向けて議論を活発にするための資料。井原病院がすぐになくなるわけではない」と語り、則安俊昭・岡山県保健福祉部参与は「高齢化に対応し、将来の医療ニーズに対応した病床の選択が必要」と説明しました。
合地明・井原市民病院長は井原病院の現状と今後の役割を語り、山成洋・井原医師会会長は、井原市民病院と連携し開業医が力を発揮するうえでも市民病院は大事な存在と強調。市民代表の森永忠善・市民病院運営協議会長は、「高齢化の中でますますニーズは高まる。在宅医療の充実にさらに力をいれてほしい」などと病院への期待を語りました。
参加者からは「病院をなくさないという意思表示を」「国に対して市や県から意見を」などの意見が出され、大舌市長は「市民から強く求められたのが医療と教育だった。国がすすめる方向と市民が求めている方向とは少し違うと感じた。病院設置者として、10年、20年後も医療の水準を下げないためにしっかり考えたい」と述べました。
地域の中で市民病院が果たしている役割が鮮明にされた討論会でした。私たちもいま、県社会保障推進協議会の皆さんと一緒に、住民の医療と健康を守る拠点である地域医療を守ろうと、署名や議会請願などをすすめています。