改憲手続き法案、教育３法案阻止へ

　改憲手続き法案をめぐっては、７日に札幌、福岡市で地方公聴会が同時開催され、８日に参考人質疑がおこなわれるなど異常なスピードでの審議が続いています。最低投票率やコマーシャルの問題、公務員・教員の運動規制など法案は不公正・非民主的な内容で、課題が山積しています。しかし、与党は連日の審議で採決に持ち込もうという構えです。慎重審議を望む国民との間で矛盾がますます広がっています。

　全労連などでつくる「共同センター」は、加盟団体に緊急の呼びかけを発表しました。①ファクスやメールなどでの政党、議員への要請　②７―１１日を集中一斉宣伝週間とし、全国での宣伝を展開　③緊急集会・デモの実施、などを訴えています。
　８―１１日には、午前１１時から午後３時まで連日の国会前座り込み行動。１０日午後６時半からは、東京・日比谷野外音楽堂で「改憲手続き法阻止！中央決起集会」が開催されます。教育改悪三法案や米軍再編推進法案など諸悪法を許さないと開かれるもの。集会後、国会まで請願デモをします。
　また、憲法改悪阻止各界連絡会議は、市民の呼びかけで８日に国会前で行われる「ＳＴＯＰ！改憲手続き法案　国会へ行こうアクション」（午後６時半から）への参加を呼びかけています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（「しんぶん赤旗」５月５日付より）