岡山県議会議員 森脇ひさき

2023年の岡山県議選で5期目当選させていただきました。
「命と暮らし、環境が最優先」の県政へがんばります。

「景気がよくなった」って、どこの国の話?

2006-12-02 | Weblog
 先月26日は、いち早く人権問題にとりくむ団体の役員会をかねた忘年会に招待をうけました。今日は、中小業者の地域支部の忘年会がありました。毎年、週末から土・日にかけてこのような機会が増えますが、くれぐれも飲酒運転はしないようにしましょう。
 さて、今年は景気と負担増の話題がどこでも出ます。
「『景気がようなっとる』いうて聞くけぇど、わしらちっともようならん。『景気がようなった』いうんは、どこの国の話なら」――これが正直国民の感覚でしょう。
 「もうけとる大企業にはまた税金負けて、明日の暮らしをどうしょうか思いよるわしらぁからは税金をしぼりとる。ええかげんにしてもらいたい」「ほんま暮らしにくぅなった」――怒り出したらみな止まりません。
 平和の問題も手厳しい。「教育基本法を変えて、憲法も変える。防衛庁も防衛省へ格上げ。今度は海軍庁じゃ、陸軍庁じゃ、つくるとでも言い出すんじゃないか?」「自民も公明も民主も、みな賛成した。これじゃ体制翼賛会じゃ」
 「来年の選挙で、きっちり審判をくだそう!」「そうじゃ。後悔したんじゃ遅いからのぅ」・・・落ち着くところへ落ち着きました。以上、忘年会のひとコマでした。
 今年の忘年会はゆっくりお酒どころではありません。私もがんばらにゃおえん。 
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3 コメント

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景気を本当に好くするには・・・ (芳井 忠彦)
2006-12-07 17:56:41

 今日、初めて、こちらのブログを拝見しました。それですぐに書き込みをするのは慌て者かと思いますが、景気については時々考えていたので、それを言わせて頂けたら嬉しいです。五十代男性自営業です。
 必要なサービスを提供して生きていこうと思っても、本当にそれを必要とする人にお金や時間の余裕がないということが多いもの。その問題を解決しなければ、社会の隅々にサービスがいきわたらないで(例えて言えば)血行不良の壊死が続く。
 方策としては「労働時間の短縮」をまず思う。一日八時間を七時間にし、サービス残業などをさせた雇主を厳格に罰する。
 身体を壊すほど働いている人がいくらかの時間のゆとりを手に入れた時、道徳的また文化的な素晴らしい使い方をするはず。それで社会が明るくなるはず。
 ゆとりが有ってもつまらない使い方しかできない人とは違う。
 そんなふうに思います。
 これからもブログを拝見します。議会等でのご活躍を祈ります。僕も仕事を頑張ります。
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同感です (moriwaki-h)
2006-12-07 22:03:27
芳井忠彦様。
 コメントありがとうございました。
 芳井さんはご存知でしょうが、社会経済生産性本部の試算によると、サービス残業をなくせば90万人、残業をなくせば170万人の雇用が増えるとのことです。景気回復のためにも、国民の暮らし、雇用と働く権利、中小企業・業者の営業を守る「ルールある経済社会」が必要だと思います。
 ともにがんばりましょう。
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読んでいただき感謝です! (芳井忠彦)
2006-12-08 09:16:10
早速レスを付けていただき、ありがとうございました。
 労働時間の短縮については自治体等で先行して実施したらいいと思います。
 他所との整合性とかを言って横並びのことしかしない自治体では駄目で、一地方が先進の試みによって全国をリードするぞという気持ちが大切だと思います。
 かつて、美濃部亮吉都知事が始めた老人医療費無料化が全国に普及して、しばらくは常識となったことを思い出しました。きっとそれにも先行した小さい自治体が在ったのじゃないかなあ。
 レスを本当にありがとうございました。
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