岡山県議会議員 森脇ひさき

2023年の岡山県議選で5期目当選させていただきました。
「命と暮らし、環境が最優先」の県政へがんばります。

ゴミ減量化のとりくみ学ぶ

2007-11-06 | 環境を守るとりくみ
 岡山県では、市町村合併をふまえて改訂した「新ごみ処理広域化処理計画」にもとづいたごみ処理計画をすすめています。
 ごみ処理をどのようにおこなうかは大変重要な課題です。その基本は、循環型社会形成基本法にもあるように、3R(リデュース・発生抑制、リユース・再使用、リサイクル・再生利用)であり、そのためにも、徹底した分別にとりくむことが必要です。ところが、「広域化」計画は、大きな焼却炉を建設し、広範な範囲から大量のごみを収集する事態となり、分別・3Rがそっちのけになる危険をはらんでいます。
 そこで、岡山県でもごみ減量化のとりくみをすすめている自治体に学ぶべべきだと考え、今回の視察を計画しました。

 ① ごみ減量化のために分別を徹底しようと、住民も職員も一体になってとりくむことの大切さを学びました。執行部の責任者は「ごみ問題は哲学だ」「地球を守るとりくみだ」「まだ減らせる」と語り、誇りを持ってとりくみをすすめておられ、実にすばらしいことだと感じました。
    
 ② 大井町で当初立ち上げたのは古くなった焼却炉を更新するための検討委員会でしたが、一般的には専門家中心ですすめがちな委員会に、住民も参加した委員会としたのが結果的にうまくいったものでした。どんな問題もそうですが、住民の声をしっかりきいて施策に反映する大切さを、ここでも学ぶことができました。
 一方、岡山県のごみ広域化処理を推進してきた委員会に一般県民は入っていません。市町村とも連携して、住民の声を反映させるとりくみが必要だと、強く感じました。

 ③ 結果として、分別を徹底し、企業にもごみになるような過剰な包装等の自粛を求めるなど必要なとりくみをすすめれば、ごみはもっと減らすことができると確信しました。ごみ減量のとりくみをすすめ、焼却炉を最低限の容量におさえれば、税金も安くできるし、地球環境保全という点からもよりよいものになると思います。


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