水が入って
カエルが
鳴いている
ゲェゲェゲェと
鳴いている
暗い中を歩いて
温泉に行く
田んぼの横を通ると
一斉に鳴くのを
止める
そっと歩いても
鳴くのを止める
気配を感じるんだ
田んぼも
だんだん少なく
なってきた
何もしないで
草刈りだけしている
田んぼもある
草刈り器も大変なので
耕運機で耕している
田んぼや畑に
していれば
市からお金が出るらしい
草を刈って
きれいにしていれば
何も植えなくても
お金が出るらしい
米を植えても
たいしたお金に
ならない
機械代やら
燃料費やらで
お金がかかる
ソーラーパネルを
しいている所もある
キウイ畑に
している所もある
田に水が入って
田植えをした所は
だんだん少なくなった
カエルの声も
いまいち響きが悪い
昔
伊那で
百姓屋に下宿していた時
田んぼが隣にあって
カエルがうるさい位
鳴いていた気がする
60代のはじめさんが
この辺一帯の田んぼを
耕している
隣りの2軒の家は
今年
田んぼを止めた
どちらも
身体の具合が悪く
出来ないらしい
元気な人もいる
1人で5枚位の
田んぼを耕している
その上
キウイの世話やら
皆んなの手伝いやら
をやっている
自分と気が合うので
よく話しかける
自分より若いと
思っていたら
4つも上だった
60代かと思っていたよ
若く見てくれて
ありがとう
この辺の田んぼは
いつまで続くんだろう
年寄りばかりで
皆んな下の方へ
引っ越して行く
下の方では
麦の栽培が盛んだ
麦は
農協が買い上げて
くれるらしい
下の方は
田んぼを
広くする工事をしている
上の方は
棚田だから
広く出来ない
ときどき
アオサギが
飛んでいるが
少ない
22日は
まんがら農園の
田んぼだ
自然農の田んぼは
苗が伸びて
苗を植えてから
水を入れる
それから畔塗りだ
タニシやら
イモリやら
動物がいっぱいいる
楽しみ