四畳半だけが
光って見える
いよいよ
布団を運んで
今日から泊まる
台所も
電気圧力鍋が入って
それだけが
光っている
もうそろそろ
温かくなってもいいか
と思うけど
まだまだ寒い
暑さ寒さも彼岸まで
と言うけど
いつが彼岸なのか
私には分からない
昔の人は
よく知っていた
彼岸と言うと
ぼた餅しか頭にない
彼岸は
三途の川の
向こうにあって
三次元と四次元の境
死んだ人が
一時的に行く所
そのあと霊は
五次元に行って
気の合う人達と
生活するらしい
ソウルグループだ
五次元を飛び越えて
六次元
7次元に行く人も
いるらしい
解脱しないと
なかなか行ける
もんじゃない
11次元にいるのが
如来という事に
なっているらしい
次元の話は
分かりにくい
今いる所も
今日までか
こんな素晴らしい
景色のいい所は
なかなかない
この景色に惹かれて
移住して来たような
もんだったけど
今も
白いモヤが
あっちこっちから
湧いて来て
幻想的だ
大きなガラス窓は
素晴らしい
目の前の椿の花に
メジロやらムクドリが
蜜を吸いに
やってくる
そんな景色も
もう見れない
引っ越すと言っても
目の前の林の向こう
歩いて10分の所
さあ
これかどんな景色が
待っているのだろう
また楽しみでもある