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70代での移住生活

久万美術館へ

ダグラスと朝8時に
待ち合わせて
久万高原の美術館へ
9時半着
美術館も9時半から
バッチリ

佐藤渓
画家で詩人
放浪の人である

ほとんどの人は知らない
戦争中は中国で過ごし

戦後は画壇に属さず
全国を放浪して回った
孤高の人だ

絵が独特で
どこからこんなイメージが
湧くのかなと思った

説明を読んでたら
なるほどと分かった

大本教の女性との出会い
中国、ウイグル、バーミヤン
カイバル峠
仏教、キリスト教、イスラム教
宗教と芸術
ここが出発点みたいだ

日本髪の女性

ツノのある女大王と天使達
裸婦が多い

実に面白い絵だ
また油絵は
ベニヤに描かれているが
とっても味がある

久しぶりの芸術家に出会った
感じがする

詩も素直でいい
絵でやって行こうと思う
いつしか
時代に取り残された感じを
持つが
芸術家は金のないのが
当たり前と
少しも揺るがない

42才で亡くなっている

久万美術館は
久万高原町の美術館だ

企画展である

自分と重ねてしまう
どこか似たような感じの人だ
はるかに及ばないが

見に来て良かった

ダグラスも
何度かしか会ってないのに
気さくでとてもいい青年だ

車で
英語と日本語のやり取り

運転中なので
身振りが見れない

スマホはナビにしているので
英語に直せない

てもまあ通じた

昼は松山の大街道の近くの
割烹料理店
なのにランチは安い

今回は4人での食事
チラシ寿司セットに
太巻き
大満足

松山に行った時は
皆んなで食事することに
なっている

安くて美味しい店を
毎回探す
今回は2回目の場所

その後
陶芸教室へ

ダグラスは初めての陶芸
センスがある

なかなかいいカップを
作っている

本人もすごく気に入ったらしく
次はどんな色にしようかとか
次は何を作ろうかなんて
言っている

コーヒータイムが有って
お菓子が出て来て

皆んなとおしゃべりができる

イモリを飼っている女性がいる
イモリの動画を見て
ダグラスもはしゃいでいる

日本語を覚えるには
もってこいの場所だ

月一回の陶芸も
ハマりそうだ

今度自分もお菓子を
持って行こうなんて言っている

行きに比べたら
帰りはだいぶ日本語が
進んだ気がした

来月また一緒に
行く事にした


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