菩薩に解いた章です
正しい行動と
正しい交際範囲
第一に
忍耐強く、温和で
恐れず、憤ることのないこと
そしていかなる対象にも
心惹かれる事なく
全てのものを
ありのままに観察すること
とある
自分でも出来るだけ
そのようにしているが
いかなる対象にも心惹かれる
と言うのが
なかなか難しいところである
生きていれば
何かしたいと思うし
いい作品を作りたいとも思う
交際範囲について
国王や王子や大臣に
近づいてはならない
肉屋、狩猟者、屠畜人
役者、芸人、詐欺師、格闘家
に近づいてはならない
娯楽、遊興の場
にも近づいてはならないと
書いてある
現代人には無理だ
テレビ無しで
生活している人は
なかなかいない
この世に存在する一切のものは
ありのままに正しく置かれている
全ての物の本質は
虚空の如きものであると
生まれたのでもなかれば
生まれていないのでもない
移り変わるものでもなければ
移り変わらないものでもない
存在するものでもなければ
存在しないものでもない
なかなか難しいが
なんとなく分かるような
気がする
私達は生まれて
肉体を持ち
脳や五感があるので
本来は何も始まってもなく
何も起こってもないのに
始まったと思い
起こったと思い
この肉体が全てだと思って
生きている
しかし本当は
この世は仮想世界であり
自分とは何かを考えている
思考の中にいる
自分の世界であると
菩薩は
この世は虚空であると見抜き
見抜いた上で
このような交際範囲や
行動をすべきだとある
法華経は
大乗仏典の7つの経典の
中の一つだ
サンスクリット語で書かれたものを
日本人が翻訳している
釈迦の弟子達によって
書かれた経典で
釈迦の言ったことが
分かりやすく書いてある
それが中国に伝わり
仏教となって
日本に伝わって来た
本質の大乗仏典は
古典仏教と言われている
日本に広まった仏教とは
少し違う気がする
本質の仏陀の教え
難しいのは
悟った人と
衆生とのギャップが
あまりにも大きいところが
なかなか
本質に辿りつかないところ
だと思う
仏陀は
何を言ったのか
どのように
知らせようとしたのか
写経も半分まで来た
もう少し
書いて行こう