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最近見直されている電気ショック療法。
難治性のうつや状況によっては統合失調症にも使用されることがあるようだ。
ここ最近は精神科でも麻酔科医を入れて無痙攣電気ショック慮法を行っているようであるし、各地方の人たちと会って話を聞くと、かなりECTが流行している感がある。
ようするに、治療法として再び認められてきた(いや、認められた)ということだろう。
私の考えは、端的に言うと「反対」というか「猛反対」
この問題は、多剤大量療法と誤診が深く関連していることを知るべきだ。
特に、一人の医師が薬物療法を開始し、誤診と誤処方の末多剤併用療法に比較的短期間でたどり着き、改善よりむしろ悪化したからと言ってECTをする。
要するに、医師が悪化させたのに、ECTで尻拭いをするという奇妙なケースが時々見受けられる。しかも診療報酬がうけとれるとう不思議なビジネスモデルだ。
多剤で儲かり、ECTで更に儲かる。
これでは、患者が地域へ行くどころか、入院患者が増えて当然だろう。
薬物療法やECTなど現状の精神科治療の問題を抜きにして、看護師のレベルだけをあげても一定の限界があるという側面も見なければいけない。
ただし、ECTを全否定するわけではないことを最後に付け加えておく。適応のケースもあるのだが、ここで説明すると、また長くなるのでひとまず割愛。
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薬物療法が適切に行えているか、その判断能力が私には不足しているためかもしれませんが。
どこかで結果オーライ的なところが精神科の薬物療法にはあるような感は否めませんね。
もちろん医師たちは根拠を持って処方しているのでしょうが。なかなか単剤でのコントロールはむずかしいようですね。
私の働いている病院では無痙攣ができないので
最近はECTはほとんど行ってないようです。過去にも鬱でECTは見たことなく、どちらかと言うと急性期の幻覚妄想状態の新患に行っていたように思います。
大きな病院では最近はECT外来とかもあるそうな。
どうしても症状が改善せずにいる患者を看ていると無痙攣取り入れてほしいと思ってしまいます。
看護師視点からのエゴかも知れませんが、
治癒ではなく寛解という言葉しか聞けないところだからこそ良くなっていくところを見たいと思ってしまいます。
ECTは確固たる根拠がなくとも結果を残しているからこそ未だに行われているのだろうと思うのですが。
無知な私にはECT適応のケースを聞かせていただきたいです。機会があればお願いします。
…が、医師の出してる処方にも、根拠が見えない時も多々あるのは実情で。
難治例は少なからずあるものだとしたら、
治療法の選択肢として、情報を提供する事は必要な事だと思います。
で、仮にESで寛解したとして、大事なのは
その後のフォローで、施行前の処方内容や治療内容をいかに見直すか。
ES繰り返せば良いってなるのは現状では怠慢以外何者でもないでしょう。
ECT療法・・必ず 改善されるという保証が
あるなら サインは それでも 迷いながら
するかもしれませんが・・その保証もないなら
出来ないですね~実際に 統失と診断されて
それを 受けられた方々から その結果の話、
いい話・・聞いた事が ありません・・皆さん
口を揃えて仰る事が 「所々の過去が どうやっても 思い出せず・・」です。
で 症状そのものが 改善の兆しもなく・・
相当の鬱病を 病まれた方には 効果なきにしもあらずと 聞きましたが ・・実際 どうなんでしょう・・この療法・・声を 大にして
メンタル疾患の色々に 効果ありと アピール
出来る所までに なっているのでしょうか・・
疑問です。
まだまだ 医師の好奇心・・研究材料・・このような 言い方は 大変失礼かと 思いますが
そうとしか・・思えない・・メンタル医療に関わる方々の・・身内のどなたが 発症された
場合に・・それを 受ける事に 素直に
イエスと 言えますか・・?
具合が長い間悪化していたものでして、そのために今年の初めに主治医から精神科ナースになることを諦めた方がいいと言われ、落ち込んでおりました。
夏に入院していた時も、病院で自殺未遂を起こしてしまいましたが、家族と主治医と看護師さんと先輩と友人の支えあってなんとか回復し、もっさんにご挨拶できるまでになりました。
現在、私は管理栄養士を目指しております。
食事とこころの病(特にうつ状態)との関係が、だんだんわかりつつあるようです。私は管理栄養士になれたら精神科病院に勤務して、患者のみなさんが元気になれるような献立作りをしたい!!と思っているのです。
やっぱり、少しでも精神医療に携わりたいんですよね。
3月から、パスワード付きのブログを作っています。
昔のように難しいことを書くブログではありませんが、昔よりも等身大の自分が書けているブログだと思います。
もっさんもよろしかったらいらっしゃいませんか?
よろしかったらメール下さい。
obamy-ricefields@docomo.ne.jp
記事と関係ないコメント、失礼しました。
コメントありがとうございます。また、お返事がすっかり遅くなってしまいまして申し訳ありません。
ECTの適応ですが、本来なら発病初期の適応は私の中では考えられません。
最初の治療開始で良くならないのは、診断が間違っていることと、処方が適切でないこと。もし、このどちらかか、あるいはその両方が間違ってしまっていれば、治療はうまくいくどころか、悪化してしまいます。その状況を見て、薬が効かないととるのか、診断・治療がまずかったと振り返るのかで対応は変わってくると思います。ECTをすぐに適応させる医師は多くは前者ではないでしょうか。
つまり、発病当初の患者さんには私は適応はないと考えています。
あるとすれば、長年多剤併用療法で脳のあらゆる受容体のバランスも崩れて教科書通りに減薬してもよくならないかんじゃさんが存在するとするならば、そこでようやく決断しなければならないこともあるでしょうが、長年の多剤併用療法の患者さんなかでもほんの一握りの人だけでしょう。これだけ、あちらこちらでECTを乱発するという現状は明らかにおかしいです。
今の精神科の医療はどうにかしています。はやく気づくべきです。
ECT前の治療の振り返りもさることながら、村祐さんのいわれるようにその後のフォローも十分とは言えません。さらに、何十回とECTを繰り返す患者さんもいると聞きます。
ECTの多くは、短絡的に行われており「何故か効く」こんな感覚でやっているのでしょう。
マロンさんのお話は、率直な家族さんの思いだと思います。
医療従事者は、家族さんやご本人さんの気持ちを毎回わすれることなく治療・看護に取り組むことが大事だと思います。
そうすれば、いらいらすることがあってもすこしは患者さんの話を聞こうと思うでしょうし、懲罰的な処方や処遇、利益主義の意味不明なECTなども起こらないはずです。
医師はすべて正しいと思って信じてついてきている患者さんとその家族さんの気持ちをだますような行為だけはやめなければなりません。
僕はECTは割と肯定派です。
うちの病院は積極的に導入しています。
単剤処方も進んでいるし…単剤でいくつか試して効果がない場合に、本人と家族に同意を得て行っています。
メインは鬱、次に統合失調症、あとは強迫性障害にも効果がありますねぇ。
単剤で効果が出ず、多剤に行くよりもECTをしたほうがリスクは少ないと感じています。
昔のような非人道的なECTはやってませんよ^^
ちなみにmECTは出力25%くらいから使っていますが、昔の木箱は換算すると200%くらい出るそうです。
まあそこまで出力を上げて火傷させる必要はありませんね^^
特にECTで鬱がよくなった人の笑顔を見るとやってよかったなと思います。
当院では外来ECTもやっていますよ!
なるほど
数種類単剤で効果がない―
ここがとても重要なところだと思います。
単剤といっても、抗精神病薬は単剤でするべきですが、うつ病などはスタビライザーや抗不安薬をうまく使えば大方よくなります。
同様に、抗精神病薬も増やせば相加的に効くという感覚の医師が多いので、そのあたりも実際はどういう現状なのか気になります。
少量の抗精神病薬で「待つ」ということが重要になってきますし、上述のスタビライザーなどをうまく使いこなせる医師も非常に少ない。
また、これらの薬物の知識をもってしてもうまくいかない場合は、誤診である可能性もあります。発達障害の二次障害のひとの混乱にすぐに抗精神病薬を規定量までもっていってしまうと、EPSがでるだけですから。
結果的に、このような視点を抜きにして議論されたためにECTが広まってしまったのではないかと考えます。
また、薬物だけでもいろいろ試すといって短期間でスイッチしていく医師も少なくありません。これは結局スイッチの早いことが原因で患者さんの精神状態が悪化していくという、一番あってはならないケースも多々見かけます。
私の知っているケースでは、初めての入院でいきなりECTをされたというのもありました。
んで、原理はというと…ショック療法(テレビが壊れたら取りあえず叩いてみるって感じ)の一つでキッチリしたエビデンスは分かっておりません。
私は否定も肯定もしないですが…ETCの適応は薬物療法が有効でない時とされています。
だから、色々な視点から考えて…越智先生の言われていることも納得ですね。
とりあえず、当事者のためにガンバです