特定非営利活動法人精神医療サポートセンター

発達障害、統合失調症、アルコール依存症、ベンゾジアゼピン系薬剤の依存等々、精神科医療についての困りごとに対応いたします。

完全にコスプレ・・・

2007年05月20日 | 看護論的経営論
5月12日の看護の日、その日、「ラジオFM看護系ナイト2」のDJカマーチョと京都駅前で待ち合わせ。

少し早くに到着した私は、周囲を見渡す。

献血車が目に入る。少し献血をしたいと思ったが、カマーチョと合流。献血車をみて、何となく看護の日を実感しながら、結局献血する時間もなく、泣く泣くポルタ(待ち合わせ場所)前広場へ。


その前に「看護の日」について軽く触れておく。
「看護の日」とは、

※近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ、5月12日に制定。1965年から、国際看護師協会(本部:ジュネーブ)は、この日を「国際看護師の日」に定めている。

というものであり、日本のみならず、世界に向けて「看護」を発信する重要な日でもある。説明はこのくらいにして、話は当日の話へ戻すとして・・・


ポルタ前には、日本看護協会京都支部の幹部の方が二人、医学書院の取材の記者が一人、他にラジオ関係の方々、カマーチョに、私・・・。名刺交換を済ます。

私は、カマーチョに連れられるまま打ち合わせに参加。何をするでもないのだが、ここぞとばかりに眼鏡をかけ、真剣に参加しているフリを。
医学書院の記者がパシパシッと写真を撮り始める。採用される絵でもないが、自分自身で、「相変わらずだな。俺・・・」と思いながらも、何気にポーズをとってみる。
ポルタでは、看護の日にちなんで京都の病院各々が色々なイベントをするという。カマーチョと私は、打ち合わせの後、急いでラジオ局へ。

ラジオ局の横には、併設のカフェがあるのだが、そこには一緒にラジオに出演する女性陣3名と、可愛いお子様1名。

挨拶を済ませた後、カマーチョが、
「じゃ、着替えに行きましょうか」
とあっさり。

前々から白衣持参の旨を伝えられていたのだが、どのような話かは聞いていなかった。

事務所で着替え、カフェに舞い戻り。周囲の客は、ジロジロ。ただでさえ目立つのに、newbalanceのスニーカーに白衣。どうもバランスが悪い。

「みんなでわたれば怖くない」

確かにそうだが、私はあまりそういう体質でないものであるから、やや窮屈。時間が来てようやく生本番。私はというと、相変わらず適当に話をして、場をつなぐ。

今回は、ラジオ局と京都駅前のポルタとの中継を含めた今までにはあまりない規模の放送。しかも生放送。
カマーチョは、「しまった!FAX番号でもいっときゃよかった」と後悔するなど、リアルタイムに時間は進む。


長丁場の放送を終え一段落。あまり白衣を着た意味がなかったと思ったのだが、大きな勘違い。カマーチョはユニーク且つ大胆。
「これから、外で看護の日の絆創膏を配ります」
と淡々と。ちなみに、絆創膏は大阪ではバンドエイドという事のほうが多い。

白衣で、しかも200部を撒けとのこと。
「こういうの苦手ですわ」
の、私の一言に、
「え~なんでですか~」
と、女性陣。

お子様はキティちゃんの白衣で可愛かったが、メンバー全員のバランスをみると、完全にコスプレ。

もうやるしかない。
「看護の日です~。絆創膏です~。使ってくださ~い。」

紫外線にさらされ、汗だく。どうみても怪しかったが、絆創膏を強調すると、通行人はほとんど受け取ってくれる。部活帰りの中学生などを見つけると、
「つかってね~」と、逃がさない。

中には、「本当の看護師さんですか?」といわれたり。じゃなかったらコスプレやがな・・・・。と思いながら、負けずに頑張る。医学書院の記者さんは、パシパシッと写真を撮り続ける。メインはカマーチョなのだが、なぜか私も写されたり。

20分ほど過ぎたか、思ったより早く絆創膏200をさばけた。

その後再び、人ごみの中で集合写真。
「何の記念やねん。」と心の中で一人で突っ込みむ。

終了後、私服に着替えて、再びカフェへ。せっかくなので、医学書院の記者と話をする。メインはカマーチョだったのだが、聞きたいこともあったので、色々話し込んだ。

精神科に関する記事は、やはりあまり取り上げる事は少ないという。他社でも伺ったことはあるが、収益性の問題。つまり、需要が多くないのが実情のようだ。私は、もうすぐ雑誌やその他でも、今以上に精神科全般の問題がクローズアップされるであろう、されなければならない話等をし、場所を後にする。

この日は、生ラジオ番組であったことも新鮮であったが、看護師として現場で働いている女性陣と看護の現状の話などもでき、非常に有意義な一日であった。




☆お知らせ 当NPOのロゴDesignを請け負ってくださった

田辺 富士男氏

のCGアニメがNHK BSで放送の「デジスタ」で、選出され5月10日に放送されました。4作品の中から優秀作品として選ばれたそうなのですが、どれくらいスゴいのかというと私もよくわかりませんが、要は、むかしからTVに出ているのっぽさんや、伊藤 有壱(NHK教育「ニャッキ!」や、みんなのうた「グラスホッパー物語」CMなどでは、ミスタードーナツの「ポン・デ・ライオン」やサンスターの「Ora2」、さらには、宇多田ヒカル「traveling」のミュージッククリップ、平井堅『キミはともだち』PVなど多岐にわたって手がけるアニメーションディレクター)さんが出演している番組だそうです。スゴい!!




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※NPO泉州精神看護研究会への寄付金・募金を正式に開始いたします。以下の振込先ですが、お振込みの際は必ずmoth3@mail.goo.ne.jp宛てにご連絡ください。募金に関しては、使途を明確にし医療の発展に役立てたいと思います。
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振込先:三菱東京UFJ銀行和泉支店(店番210) 
普通口座 4631947 
口座名義 泉州精神看護研究会 ナカオ
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※NPO泉州精神看護研究会の会員を暫定的に募集いたします。ご興味のある方は、まずはmoth3@mail.goo.ne.jpまでメールをお送りください。
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※拙著「精神科看護師、謀反」をご入用の方は、moth3@mail.goo.ne.jpまでメールをお送りください。送料は、当方負担で無料送付(本代別途)させていただきます。









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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ただいまです! (death)
2007-05-21 22:14:30
とりあえずまた、不定期な何時終わるかも分からない
ブログを再開してみましたよ。
とりいそぎ連絡のみで、また来ます。
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時代はまさに (pooh)
2007-05-22 13:14:01
こんにちは!
時代は当に精神科の時代かもしれませんね。
知り合いの人が精神科に通っているって聞いても驚かないし、うつ病なんて現代病のひとつって感じで珍しくない。昔に比べたら垣根がなくなってきたのではと思います。
もっと広くいろんな人に精神科看護について知ってもらえるといいですね。がんばってください。
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Unknown (ナースマン)
2007-05-22 19:27:26
へーお疲れ様です。
俺もやりたかったっすねー。
声をかけてくれれば…って俺は関東ですけどね(汗)

新鮮な体験ができてよかったですね!!
なかなかないっすよ、こんなこと。
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Unknown (nursman)
2007-05-23 01:23:36
お疲れ様でした。。。

本気で、この日、そっちに行こうかと考えていたんですが。。。

深夜明けでした

深夜明けで新幹線も考えたんだけど。。。
結局、なんだかんだやってたら、夕方になっていた


「本当の看護師さんですか?」
↑もっさんの風貌をみれば、大抵の人が抱く疑問ですよ(笑)
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リハビリで始めたブログ (ヒロリン4147)
2007-05-26 08:05:59
始めまして!

私のいまの病名は神経症です。

地元の綜合病院の精神科病棟で度々入退院を繰り返して居ります。

現在も続いています。

私自身が患者として、いままで精神科病棟での治療経験の中で、皆さんに知って頂きたい作業療法治療OT!

自分はブログをこのようなリハビリのつもりで自分ページのブックマークにある kokoro と言ったタイトルで去年の8月から始めました。

縁あって今回このブログに出会いました。

これが私の作業療法となって居ります。

こんな自分ですが今後ともよろしくお願い致します。
                               

返信する
言い忘れました! (ヒロリン4147)
2007-05-26 08:46:16
越智元篤さんの書籍を自分のHP「kokoro」(ペンネーム:コリン)
http://w-h.cocolog-nifty.com/
のサイドバーに紹介させて頂きました。

また、ヒロリン4147のペンネーム
のHP「Everything & Eyerybody]
の記事(5/24)にも同じく紹介しました。

よろしくお願い致します。

ではぽち!して帰ります。*^^*)v
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Unknown (もっさん)
2007-05-26 20:54:43
>deathさん
ここでは、お久しぶりですね。またガッツリいきましょうよ!!
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Unknown (もっさん)
2007-05-26 20:55:05
>poohさん
そうなんですよね。確かに、昔に比べれば、うつ病などはメディアでも多く放送され、さほど特別な見方はされなくなりましたが、私がここで言いたかったのは、それが、まだまだ精神科疾患と今の現状の一部に過ぎないということ。「精神科はオープンになった」とはまだいえず、今の流れをとめずにいくことが大事な事なんだと思っています。
書籍について考えてみればよくわかります。うつ病の本はよく売れていますが、統合失調症の本の売れ行きははそれに比べると遥かに需要が少ない。先にもいいましたが、やはりTVなどのメディアでの影響が大きいのではとおもいます。できれば、看護・医学雑誌の大手が精神科疾患をあつかった記事をかいてくれるようになれば、影響もないとはいえないのではと考えておりますが、そうもいかないのが現実ですね。
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Unknown (もっさん)
2007-05-26 20:56:03
>ナースマンさん
いえ・・・、是非参加して欲しかったです・・・・。

あまり、人前でセールス的なことをするのはどうも苦手で(汗)。
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Unknown (もっさん)
2007-05-26 20:57:42
>nursmanさん
いやぁ、久々に顔を見たかったですよ。
こっちに来た時は、泊まってくれて結構ですよ。まじで(宿泊費ういてええでしょ)。
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