ブログをお読み頂いている皆様
新年おめでとうございます
今年は正月早々から資産運用にかかわることを書くのは止め、園芸ネタにしておきます。
昨年11月6日に散歩した際、道端に落ちていた大王松の種を3つ拾った。羽のついた状態で、黒松の種より一回り大きかった。羽はちぎって種を一晩水に浸け、翌11月7日、小さな鉢に3つとも播いた。鉢の底に鹿沼土を入れ、その上に普通の培養土を入れ、少し凹ませて種を置いて薄く土を被せ、土の乾き具合を分かり易くするため上に小粒の鹿沼土を一層並べた。
うまく発芽するかは分からないし、3月頃になってから発芽する可能性もあると思っていたが、11月26日に1つだけ発芽した。その後、芽の先は種の殻からなかなか抜けなかった。
応援する気になって様子を見ていたが、12月9日に芽の先が種の殻からようやく抜けきった。少し弱々しい感じだったので、その後は日当たりの少しよい物干し台のところに持ってきて毎日、日向ぼっこさせている。寒さに弱いので室内退避させている再復活後の墨烏帽子と並べて毎朝外に出し、夕方には室内に戻している。
最近は少しはしゃんと伸びて、少しだけ緑も濃くなったが、大きさは特に変わらないままだ。大王松は木の形になってくるまで年単位の時間がかかるらしいので、気長に育てたいと思っている。
楽天市場で検索してみると、草のような状態の盆栽が売られている。商品説明を見ても何年物かは分からなかった。花言葉は『不老長寿』『勇敢』で、縁起が良いと書かれているが、松全体の花言葉のようだ。だから正月の門松に使われている。
我が家の大王松がいつこうなるかは楽しみだ。
なお、播いた種の親は、下の写真の大王松だ。以前の記事で紹介した行徳の権現道にある圓頓寺の境内に植わっている。以下の写真は、種を拾ってから10日後の11月16日に撮影したものだが、たくさん成っていたはずの大きな松ぼっくりは回収されてしまったのか、すべてなくなっていた。落ちている松ぼっくりも種も見つからなかった。
夏ごろから散歩の度に大きな松ぼっくりが成っているのを見上げていて、冬になって落ちるのを期待していた。11月6日の散歩で前を通った際、松ぼっくりは茶色くなり始めていて、日当たりのよい所は笠が開いているものもあった。それで道端を探してみたら、落ちていた種を3つ見つけて拾って帰ったのだった。
圓頓寺には大きな枝垂桜があって、近所では有名だ。境内の奥の方にあって、上の大王松の写真の右下の方にも落葉した状態で写っている。下の写真は昨年3月に撮影した。毎年観に行き、例年通りに咲いているが、つい写真を撮ってしまう。
昨年は、ひどい腰痛になったりしたものの、家族でコロナ感染者が出たりすることもなく、概ね平穏な一年だった。今年もそうありたいと願っている。
皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします