昨日の午後、家の裏に放置してある木製プランターの所でカエルを見つけた。少し写りが悪いが下の写真(左)の黒っぽいカエルで体長は2cm弱、ヒキガエル(アズマヒキガエル)の子どもだと思う。
写真(右)が放置してある木製プランターで、朽ちて崩壊してきたので浅い発泡スチロールの箱に入れてある。ランナーで勝手に増殖しているオリヅルランが生えていて、勝手に生えてきたシマトネリコを5月に剪定した際に切った枝を挿し木してあり、さらに自生状態の自然薯のツルが絡んでいる。
昨年まで家の周りでカエルを見かけたことはないので、このカエルは4月初旬から5月初旬までオタマジャクシを飼っていた際に、手足が生えて逃げ出し、生き延びてきたカエルだと思う。
オタマジャクシは手足が十分出てくればシッポがある状態でも歩くことに気付き、穴の開いていた外側のケースを穴のない衣装ケースに替えたが、それまでに逃げ出していたか、ケースを替えている最中に目を盗んで逃げたかのどちらかだろう。
家の裏には雑草も含めて植物は多少あるし、枯れ葉が残っている場所もあるので、エサになるような小さな虫はいると思う。しかし、土に湿り気はあっても、水辺と言えるようなものはなく、鉢の受け皿とか崩壊しかけたプランターを入れてある発泡スチロールの箱に水が少し溜まることがある程度だ。
最近は梅雨だからいいけど、どうやって生き延びたのだろう。地表棲のカエルと言えども、体を濡らす必要はあると思うのだが。小さいながらも逞しい。とりあえず水辺の代わりとして、プランターの奥の所に浅いプラスチックの容器に水を入れて置いておいた。ただ、ボウフラも気になるので、週に1回は水を替えなくてはいけない。