プチ早期退職者の資産運用+αブログ

個別銘柄:丸紅(一般口座から特定口座にシフトした際の損失を回復)

 昨日(2023年6月9日)、高値更新を続けてきた丸紅を100株だけ売り、コロナショックによる下げを利用して一般口座から特定口座にシフトした際の損失を回復した


丸紅の値動きと売買

 丸紅に関しては一旦投資を終了していたが、2007年1月に1,000株を599円で買って投資を再開した。当時は売買単位は1,000株で、一般口座を利用していた。2006年以降、昨日までの月足チャートに私の売買履歴を追記したものを以下に示す。



 買ってから半年ほどで2倍になっているのでいいタイミングだったが、特に売ることもなく放置した。その後リーマンショクが起こって今度は半分以下に下げたが、やはり放置した。その後は大した値動きもなく放置を続けた。

 2019年8月に今度は特定口座で400株を680円で買った。2018年に1,000円台を回復していた株価が35%超下げてきたので逆張りで買ってみた。2019年四季報夏号の見出しは、【堅 調】と【還 元】だったし、指標的にもかなり割安で、PBR 0.7倍以下、予想PER 5倍以下、予想配当利回り5%超、予想ROE 13%超という感じだった。

 その後、2020年四季報新春号の見出しは【最高益】になるなど業績は好調に見え、株価も戻していった。しかし、株式市場全体でコロナショックが始まって急落した他、丸紅自身もチリ銅山に関わる巨額減損等を発表して、株価は低迷した。

 私も保有株全般が大きく値下がりして痛手を受けていたが、この下げを利用して一般口座での保有株を圧縮することとし、丸紅株でも実施した。一般口座の売却益があると国民健康保険料が上がるためである。4月上旬から7月上旬にかけて500円以下の水準で何回かに分けて一般口座での1,000株の売りと特定口座での1,000株の買いを行った

 この結果、特定口座分のみとなり、平均取得価格540円で1,400株の保有となった。また、この時のシフトで発生した損失は約11.6万円だった。

 低迷していた株価は、8月末にバフェット氏の5大商社株への投資が明らかになると急反発した(2020年10月の「今年に入ってバフェット氏関連の記事をよく見かけた」という記事の中に幾つか参照記事あり)。その後は調整を挟みながらも上昇を続けた。丸紅自身の業績も急回復していった。

 一部利益確定させたい思いを我慢しながら保有し続けてきたが、100株売るだけで特定口座シフト時の損失を回復できる株価となったため、6月9日に100株を2,200円で売った。個別管理上は2019年8月に買った分の一部なので、利益は15.1万円強、利益率222.7%、年利換算57.8%となり、なかなかの好成績となった。税引後利益は約12.0万円なので、シフト時の約11.6万円の損失を無事に回復できている。

 今後、残り1,300株は基本的に長期保有(放置)するつもりだ。平均取得価格に対する予想配当利回りは14.4%になり、かなりの高配当株になった。評価益は200万円を超えたが、売れば税金も高いので積極的に売る気にはなれない。


丸紅関連のニュースなど

 記録として、幾つかのツイートと関連ニュースを載せておく。今年に入ってからの分で、新しい順。









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