プチ早期退職者の資産運用+αブログ

外貨預金の1,000ユーロを売却した

 円安への保険として米ドルを中心に外貨預金を持っている。当初は、ット銀行で幾つかの通貨の外貨MMFをやっていた。しかし、税制が変わって為替差益も課税対象になり、特定口座を開設して移管するとか面倒な話になってしまった。それで、解約して外貨預金にしていた。

 最近では、低金利のために外貨MMF自体が運用不可となり、かつての代表的高金利通貨のオーストラリアドル分なども昨年繰り上げ償還されている。



 上の記事にもあるが、ユーロについては、欧州債務危機によって不安が高まった2012年以降、金利がマイナス圏まで下がって運用困難になり、早々に繰り上げ償還されていた。

 金利がマイナス圏なので、外貨預金で定期にしても金利がほとんど付かない。そのため、ユーロはずっと普通預金のままにしてある。現在でも、ユーロは普通預金、定期預金とも金利は0.001%(ソニー銀行の場合)だ。円安へ保険の意味で持っているなら金利は付かなくていいとも言えるが、ユーロ自体長期的にそれほど信頼できない感じも抱いている(昔、ユーロはユーロフォリアと言われて期待が高かった)。そのため、昨年からユーロが高くなったなと思ったタイミングで少しずつ円に戻すかドルに替えている。

 いつ始めたかはもう覚えていないが、最終的にはユーロMMFで10,000ユーロほど持っていた。保有時のレートは135.1円と記録してあるので、かなりのユーロ高水準だった。償還後、普通預金として保有してきたユーロは、昨年も3回1,000ユーロずつ売却した。昨日は1,000ユーロ、130.54円で売却した。為替差損が出ているが、これまでよりはましなレートだ。




 残りは6,000ユーロほどになった。ユーロはゼロにして外貨預金はドルに絞っていこうと考えている。もちろんドルも信用できない感じはあるのだが、世界一の経済圏だし、基軸通貨でもある。ドル(通貨)への保険は金(ゴールド)等への積み立てもあるので。


【2022.6.8追記】

 対ドルだけでなく、対ユーロでも円安が加速している。外貨預金にしていたユーロを円安になる度に1,000ユーロずつ売却してきたが、本日143円(0.03円は優遇分)で指値売りした分で売り切った。元々135.1円で買った分なので利益としては僅かだが、資産整理(終活)の一環なので売り切れてよかった。前回の続き分の取引履歴も貼っておく。

 
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