刀盃後記その１√福島

公演の裏話、て程対したことではありませんが感想なんかも含めて振り返ってみます。

歴史というものが好きで、それを題材にしたものも好きで。だから自分がそれをつくる立場になったときには、あくまで芝居自体はフィクションなんだけど、そこに歴史のリアルを組み込む作業が、ん？リアルにフィクションを混ぜるか？…まあどちらにしてもそんな作業が難しく、そして楽しかったです。
今回は出演者の中にも幕末好きな人が何人かいたりしたので『あれ？これってこうだっけ？』みたいに聞かれることも多かったですが、俺の基本姿勢としては
『あったと言われることをなかったことにはしない。でもあったと言われてないことをあったことにはする』
でした。勿論あえて触れずにスルーした事実はありますが１を０にはしないけど０から１は作り出す、てことで。
そこはぶれずに出来たかな、とは思ってます。

来週につづく