携帯電話 （５年前の自分史）

　　

お父さん、携帯電話の普及にはとてもめざましいものがあります。

今ので私も３台めですからね～


我が家では孫だけが持っていなくって、残りの５人はみんな持っています。

現代人の必需品です。


私の携帯は連れ合いからの一方的な受信用でした。


先日、「出会い」というタイトルでお父さんに聞いてもらったＳさんから、

携帯電話の留守電にメッセージが入っていた時があったのですよ


もうその時は飛び上がるほど驚いてしまいました！

初めての留守番電話だったのですものね～


現在は全くどこからもめったにかかって来ないから無用の長物状態なんですが、

妹たちや息子たちには携帯だけが連絡手段ですから持っているようなものです。


現役を引退するとほとんど必要はありません。

それに機能も使いこなせていませんし・・・


５年前の帰りの空港で時間待ちの間、携帯をいろいろ触って退屈しのぎをしていると

「新しいメッセージは１件！！」ということで、

「だれから～？」と見るとＳさんからの発信でした。


「携帯にかけるのは、初めてです。

もっちゃん、上棟式、おめでとうございます。」

という内容でした。


当日は接客の応対に忙しく動いていたので、電話には全然気づかなかったのでした。


家を空けて出かけることの多い私ですから、連絡先は私的な人には携帯番号をお伝えしてありました。


半月前の出会いの時に番号をメモ書きにしてお渡ししておいたのでした。


大切に保管して、そして上棟式の当日電話してくださったのでした。


この時も人の真をみる思いでした


親友は多いと自負している私です。


３人の妹もはるか遠くで‘今日は棟上げの日だ’と思い起こしているはずです。


でも、その気持ちを行動に移して祝いのメッセージを届けてくださったのは、出会って半月目のＳさんお一人だったのです。


９１歳のご高齢で新しいものに挑戦してみようとなさるお姿に、恐縮することしきりでした


ＰＣはもっておられないので、もっぱら携帯電話か面談になりますが、この一事から推しても並外れた気配りのできる

素晴らしい人だとお父さんにも分かってもらえたことでしょう。


私は空港のロビーで感激しながら何回も音声メッセージを聞き直しました。


１を押せば聞けるという案内でした。

保存するなら２を、終了するなら＊印を、ということでした。


保存したいと願いました

２を押しました。


保存できたと思ったのですが、消えたのでしょうか？


機械音痴の私ですから、考えすぎてヘマが多いのです。


どうして再現させたらいいのかわかりません。

いろいろやってみるけど、ダメです。


ひょっとしたら、２を押して保存して、その後聞く事を終了したいから＊印を押したので、消えてしまったのかも？


とても残念です。


それっきり聞けていません。


今となっては娘さんにも声を聞かせてあげられません・・・


お父さん、私の携帯は受信専用が無難なんですよね～

たくさんの機能は無用の長物なんです、今現在も成長していませんもの・・・




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