小中高大とお誘いがあればいつでも皆出席~
幸せ人生を歩いている人が出席するって信じていましたから。
今元気でここに在るのはがんばってきた証よ~、見てみて~
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7月末に奈良で~という案内状を受け取ったのは1週間前。
行きたい!!ってまず思いました。
出欠確認の返信を出さないといけないけど、毎日思案をしていたのです。
そして、とうとう昨日投函しました。
生まれて初めて、不参加という返信でした・・・
母の介護に専念といっても、ショートステイを利用したり、夏休みなので妹たちに言えば動きがとれます。
出席できない理由はないのです。
JALマイレージも使えるし、小遣いも不自由していないし・・・
友に会いたいな~としみじみ思うけれど、長年我が家だと慣れ親しんだ嫁ぎ先に足を向けられない辛さがその後に待っています。
私は泣きだすに違いありません。
帰る場所を手放した今、おめおめと涼しい顔を出すことはできないのです。
連れ合いや息子や孫のいる家の近くまで行って、無言で帰ることは辛すぎるという結論を出しました。
私たち夫婦は共に88歳の母を介護する務めがあるし、5年間は別居して専念するという選択をとりました。
遠隔地過ぎて奈良の家族に不満が溜まって来たのでした。
実家のことを大事にしすぎる嫁は追い出せと、不在の間連れ合いは義母からせがまれ続けていたと聞きました。
毎月半々の生活が私に出来る最高の親孝行の形だとうぬぼれていましたから、黒い煙がぶすぶすと立ち昇っていたことに気付かなかったのでした。
連れ合いは一言も言わず素振りにも見せず守ってくれていたのでした。
父の30年祭を終えた翌日、ゆっくりと夫婦で話せる時間が取れました。
美容院で私の噂話が出ていると聞かされショックだったことを彼に告げました。
そこで初めて義母の心理状態を息子の立場で話してもらえたのです。
親孝行する姿は義母の眼から見れば、最愛の娘を44歳で亡くした哀しみを思い出させるものであって、そこから抜け出せない地獄の日々だったと聞かされました。
私のとる道はゼロか百か~?
実家と婚家を半々なんて、私だけの自己満足だったとわかりました。
バリアフリーの家を喜んでくれている母に養護老人ホームに入れる勇気はありません。
老い先短い母に寄り添ってあげようと決意しました。
幸い奈良は8人家族で義母は寂しくないし、目障りな孝行娘の姿を消してしまい見ないほうが気が休まるはず~
離婚届を書いて彼によろしくと託してきたのです。
だから、私が自分で選択したのだと得心なのです。
5年が過ぎ10年が過ぎて、そのときにまた話し合って復縁すべきかを選べば良いと思っています。
安らぎの老後を母に与える方法を私は選びました~
親孝行は子どもだけができる特権ですからね~
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それが正解だと信じていますから、不参加と決めました。
あれから2年が過ぎて今年も案内が届きました。
姫路の友が幹事ですから、今年は姫路で~という案内です。
「ただいま親孝行を楽しんでいる最中で、後2年半の勤めが残っています~
またの再会を楽しみにしています~」と迷うことなく返信はがきを投函できたところです
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