人間賛歌・もっちゃん4649

両親の教えを

久住花公園の掘り取りの朝は冷たい雨の朝でした

私なら行くつもりだったとしてもごめん被りたいと思うほどのお天気でした

友はもう今頃は車の中かしら~
責任感と人情の厚い人だからきっとお出かけのはず~と思っていたのです。

お昼前には雨もやみ薄日が差してきました。
携帯に電話が入り、まもなく家に着くから~と言う連絡でした。

シラタエギク・キンギョウソウ・ビオラ・パンジー・ナデシコ・丸葉ハボタン.縮葉ハボタン等など、寒さに強い冬の花が続々と車から下ろされてきます。

久住山麓はスキーのできるところなので積雪に埋もれてしまうし、買い物袋1枚を百円で販売して詰め込みは自由というイベントなのです。

手馴れた人は一輪車持参できているそうです。
昨日まで入園料を払って見せていた葉牡丹やキンギョソウですから、株の立派なことと言ったら申し分ありません。

百円の袋に千円分の花苗が入っていると思うくらいのお宝拾いでした。

あなたの傍で寒い冬を温かく過ごさせてくださいね~
優しい眼差しがなによりもの温もりです~
花好きなあなたに毎日世話をして愛でていただきたいのです~

花公園の人の思いがじ~んと伝わってくる感じがしてありがたくいただきました。

キンギョソウやナデシコの多年草は花庭に植えつけました。
ビオラ・パンジー・葉牡丹はプランターや鉢植えにしました。

おかげで冬の庭がいっぺんに賑やかになり、かわいい彩で楽しませてくれることでしょう

年賀状も裏表きれいに仕上がりました。
後は一人ずつの笑顔を思いながら一言を添えて出せばいいのです。
奈良の家の分も仕上げました。
喪中の分だけ抜き取ればいいようにして、連絡待ちです。

ワープロの出始めだった40代の頃、テスト問題を作る時に「肉筆が一番良いに決まっているわよね~教師の板書を見慣れているから温かみが伝わるし・・・」などとうそぶいていたのでした。

新しい機器についていけない負け惜しみの弁でした。

82歳の父が亡くなり形見の品としてワープロをもらって帰りました。
テープ6巻を聞きながら独学中の父でした。
それも1巻目を聞いている最中だったのです。

「50歳を目前にしている私に新しい高価な機器は手も足も出ないし、歯も立たない!」と諦めきっていたのです。

文書を作らないといけない時は若い者に頼めばよいこと~

父は「人間は死ぬまで勉強やで~」と言う姿勢を私に静かに教え諭してくれていたのです。
そのおかげでPCやプリンターやデジカメや携帯や時代の流れに飛び乗る勇気が芽生えたのでした。

たくさんの仕事が山積している時ほど心が充実し、歓びを感じる人間に育つことが出来たのも母親のおかげです。

ご詠歌や今様の好きな母はたくさんの古歌を子供の時に聞かせてくれていました。

敷島の大和心を人問はば 朝日に匂ふ 山桜花(本居宣長)
明日ありと思う心のあだ桜夜半に嵐のふかぬものかは(親鸞上人)

好んで卒業生のサイン帳に書いていた和歌です。

昨日は盛りだくさんの課題の山積した一日でしたが、クウの散歩の前にはものの見事にすべてをクリアーできていたのです

今日やれることは、今やれることはやってしまいたい~!!
これは私のポリシーです。
古歌のおかげだと懐かしく思い出していました。

両親の教えを久しぶりに思い出している朝なのですよ~

長々と退屈さまでしたね~
静かにきいてくださってありがとう~

では、また明日ねえ

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