ブラックコーヒーを片手に花庭を散歩して車に摘んでいく花を見定めていました~
毎週2回、月と水が花の日でした~
1回に運ぶ量は2千円分位を目安に25年間続けましたからね~
これは大きな私の徳の財産だと恵まれていた環境に感謝しています。
何事もやり始めたら続ける人ですからね~
花の世話に余念のない私を見て、「お母さんの子どもみたいやな~」と息子に言われたのを今も覚えています。
寸暇を惜しんで休みのときに庭に出ていましたからね~
三男坊が幼稚園児になったころから、私は園芸にのめりこんで行きました。
大阪への交通が30分くらいの校区でしたから、ベッドタウンとして開けていきました~
どんどんシンナーや非行が静かな大和の中学校に忍び込み、学校にも荒れの波が押し寄せてきます。
商業都市でしたから田畑も少なく、美的環境を整えたら心の荒むのを和らげられるのではないかと言う思いが強くなったのです。
大きな非行の波は10年に一度の周期で不思議と押し寄せてくるのです。
若い男性の教師はもろに受け止めますから体を壊して特休に入り、ますます指導が手薄になりがちで・・・
私も花を連れて行ってたから元気をもらって登校できていたんだと思います。
登校拒否に似た症状の腹痛は非行の大波の時は教師みんなにありました。
明るく元気に笑顔で過ごせたのは花のおかげ~
私は学校の花になるのだ~とその頃は意気込んでいました。
お礼を言われないでさりげなく新しい花を机上に~というゲーム感覚を楽しんでいました~
人より何分か早く登校して準備を終えていましたからね。
今も教え子とつながっているのは花の好きな花の話題から入った人が多かったわねえ~
吹奏楽の早朝練習を4階の音楽室でやっていて、駐車場の真上なので、ふと見上げると窓辺にずらっと笑顔が並び手を振って挨拶をしてくれています。
防音装置の部屋だから声は聞こえないけど笑顔でわかります~
私も大きく手を振って応えます~
「早朝に先生と挨拶できた日はその日良いことがあるって私たちの中で言い継がれていたのですよ~」
何とうれしい感謝状でしょう
卒業していく女生徒から聞きました。
特別な指導法を持つわけでもなく、148センチの小柄な私がにこやかに教壇に立つと安心した顔つきで受け入れてくれていました。
「枯れたままの花が放置されている学級はね、きっと枯れそうになった友がいても見えない学級だと思うの~
このクラスはいつも水を替えて長持ちさせているクラスよね~
だから安心なのよ~私は(*^^)v」と喜ぶのです。
ますます、物言わぬ花に気配りをする、それもさりげなくできる生徒が増えていきます~
友の顔色も見えてくるので、いじめのない良いクラスに育ちます。
楽しい日々でした~
ずんずん純粋な中学時代は真理が収まっていきますからね~
継続は力ですから一事でいいのです。
やろうと思ったことを続けると人の心は認め、そこに価値を見出してくれるのです。
昨日も学級崩壊を防ぐために私は何をしてきたかを思い出していました。
花を中心に花の教えをしていただけ~と思います。
花は18学級分を用意していましたから、えこひいきではありませんよ~
花瓶も私の責任で旅行に行くと各地の土産物としてそろえました。
花を引き立たせてくれるドレスですから~
担任が朝の会で持っていけるように、用意して並べておくのです。
連れ合いが元気でいてくれたことが思い通りに人生を歩めた原点にありました~
楽しい一幕でした~
母も元気ですから安心してね~
追憶の日が続きそうです(*^^)v
また、明日~♪
コメント一覧
もっちゃん
おと
最新の画像もっと見る
最近の「平穏な日々」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事