人間賛歌・もっちゃん4649

安心の境地

とっても良いお天気で花の水遣りを楽しんでいるところに、真っ赤な車で颯爽とブックトークのお仲間のひろみんさんの到着でした~
中学校の図書館司書だったまっちゃんとも親交があり、近くまではよく道を知っていたということで迷うことなく奥から2軒目の家ということで分かってくれました。

家並みのはずれなのでその奥は電柱もなく周りの景色をきれいに自然のままで観ることができます。
田圃には稲刈りの後の藁が有機肥料の牛の餌にするために乾燥中で、絵になる風景です。

前の山の紅葉と相まって、とてものどかな田園風景~と二人でしばし眺めていたのです

手土産のお菓子でお茶しながら、本のことや花のこと、家族のことなど息つく暇もないくらいにお喋りをしました。
聞き上手なひろみんさんですから、少々調子に乗りすぎたかな?と反省もしています

“命さえ忘れなきゃあ”という朴キョンナムさんの本を本棚から目ざとに見つけて「読みたいから貸してほしい」と、花の本も母親に見せたいから~といってお持ち帰りになりました。
これでまた次回があるということになり、喜んでいます。

折り紙やレース編みや園芸や私の楽しみの世界にはまってしまったら奥が深くてエンドレスです~
お泊りで来て欲しいわねえ~と言葉を添えておきました。

ひろみんさんは大学生と中学生の子育て中ですからお泊りは10年先になりそうですけど、ステキな友が一人確実に増えたと喜んでいます

やっと母は昨日お風呂に入れました。
打ち身の痛さは分からないようだったけど、やはり体がだるいという自覚があっていやがっていたのです。
これでやれやれ~、一安心です

ありがとう、ありがとう~を連発しますから、「あまりお礼を言わないでね~」と体を拭いてあげながら言いました。
「どうしてねえ、親孝行してくれるからありがたいやないね~」と母がいいます。
「良いことをしてお礼を言われたら帳消しになるから、種は地面に隠して蒔きなさいよ~とお母さんはよく言ってたでしょう~
お礼を言われると消えてしまうので黙っていてほしいんだけど~」

陰徳を積みなさいという教えは小さい時に良く聞かされました。
人に見つからないように喜ばれることをさせてもらいなさい~
地中にまいておくと種は芽を出すから、幸せになれるよ~

体に染み付いてその教えは今も心にあります。
職場でもそうでした~
学校中の花は私の育てた花。
職員のトイレ掃除は空き時間を見てしていました。

お礼を言われたら帳消し!と必死で思いながらの35年でした。

それがひょいと昨日言葉に出てしまったのです。
母は笑っていました。
「そうねえ~
ありがとうって言われてしまうと種が地面から出たのと同じだといってたねえ~」

そう言いながら、やはり母の感謝は言葉で出てきます。
ありがたいと素直に感じ、表現できることも大切ですからねえ~

私は3人の男の子に恵まれたけど、なにかを繰り返し教えた記憶はありません。
でも、育てた覚えがないくらい立派に優しい子に育ってくれました。
胴身に沁みる教えも何もしていませんでしたが、母の教えが私の実践で活きて間接に息子たちに伝わったのかしら~?と思います。

宿命や運命について毎日考えているから、生き方の根源を今朝は日記にアップしたのでしょうね~

連れ合いと息子師匠と私の宿命大殺界は若いときに過ぎていましたよ~
何にも心配のない境地だと一人で喜んでいます

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