人間賛歌・もっちゃん4649

山桜にも教えられ

薄曇の朝ですが、田起こしが始まって耕運機の音が早朝から忙しく聞こえています。

田圃の中のレンゲソウもまもなく終わるのだと、ちょっと名残惜しい気持ちになっています。

小川は稚魚の軍団が勢いよく、すごいスピードで泳ぎ回り、見飽きない光景なんですよ
命のバトンを受け取ってここを故郷に何年間かを過ごすのですよね~

13匹の鯉たちは一段と大きくなって、青鷺に狙われながらもうまく生き抜いて育っています。
前の山の麓の川のことですが、人に餌を投げてもらえるので、足音を聞きつけると川上や川下からぐんぐん集まってくるのです。

ツクシ採りや散歩の人の目に留まり、鯉の姿は他所の村の人たちにも癒しとなっています。

裏山のバイパスの向こうもクウと散歩する5千歩コースに決めていますが、水辺に生息する観察公園があります。

そこにも30cm前後の大きさの鯉が多数いることを発見しました。
マコモやスゲの植物が生えているので道から見えなかったのですが、田圃のあぜ道を通った時に10匹以上すばやく逃げて水底の泥で煙幕を張るように泳いでいきました。

人になれていないので慌てているのですが、これが自然の姿ですよねえ。

過疎の村は自然の恵みが多いけど、気付かずに自然のままに過ぎていくのです。

山桜も岩山の岸壁から垂れ下がり楽しませてくれています。
散歩コースから見える桜は17本ありました。

観む人の 為にはあらぜ 奥山に
己が真を咲く 桜かな♪

敷島の 大和ごころを 人問わば
朝日に匂う 山桜花♪

母から幼い時に聞いていた今様が思わず口を付いて出てきます

全くその通りですよねえ

誰も愛でてはくれない岩肌の、土の見えないところに生えて今年もまた花を咲かせているのです。

私とクウがきれいだね~と毎日見上げているのがそこから見えますか~?

山桜にも人の生き方を教えられているのですよ

おかげで母も元気に7時過ぎから起き、朝食もまもなく終わりです~

昼寝タイムになったら、介護用品を買いに出かけようと思っています。

穏やかな時の流れを楽しめそうです

あなたも良い休日を~ね

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