清澄な水底のように静まり返った水色の世界です。
長い間気がかりだった畑作業が片付いて、よけいに充実感に満足できている私です。
5月のサツマイモを植える頃は母もご機嫌でしたから、ナルトキントキとベニアズマの苗を秋の日の楽しみに植えつけました。
その横にはジャガイモが順調に育っていました。
「6月になればジャガイモの収穫ができるわね~」と横目で眺めて満足していたのでした。
6月6日のショートステイから帰って来た時に声が鼻声みたいで変ね~と気付きましたが、別段熱もないし疲れたのだろうと思っていたのです。
ところがその晩からひどい下痢症状となり、ノロウイルスに感染したのかしら~?と不安で、翌日ケアマネさんに電話をかけてお訊ねしたほどでした。
熱はなく整腸剤はいただいていたので、さほど心配はなく、なかなか治まらない症状に洗濯物が大変だったのを覚えています。
結局そこから体力をなくしていき、食事を忘れ、このままお別れになるのかも~と背水の陣の構えの介護の日々が夏中続いていたのです。
この夏を乗り越えられたらきっと元の母に戻れると、そればかり願ってHPを7月中ごろから閉めていました。
ジャガイモ掘りにも行けず、そのままにしてあったのでした。
昨日の園芸日和は、畑の収穫を優先順位の一番と決めて母のお昼寝タイムに出かけてきました。
食事がサツマイモなら食欲をしめす母ですから、今年ほど収穫の歓びが大きい年はありません。
例年だと春先に腐らせてしまうほど残っていましたが、今年は母の主食ですから無駄なくいただけます。
芋ほりの楽しさと鍬で掘り起こす時に芋を切ってしまう緊張感とを味わいながら収穫を済ませました。
もちろん豊かな実りの秋の収穫はうれしくありがたく、恵みに感謝なのですが、何よりも手放しそうになった母の回復を手中に取り戻せている歓びを強く感じていた一時でした~
霜に当たると大変なので、温室に取り込む支度を始めています。
軒下に集めておいたので、今日は雨天でも室内作業は楽しめます。
アメリカンブルーはぜひ大株のまま冬越しさせたいし、年々鉢が大きくなるので室内に取り込むのも考えないと置き場に一工夫が要ります。
来年の春の楽しみを今日明日の頑張りで作りたいと思っています
ほどほどを心がけますから安心してくださいね~
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