お赤飯を炊いてお祝いをしようと思っています。
玄関のマットがちょっと歪んでいても、小さなゴミが落ちていても見過ごしては通れない几帳面な母ですから、今朝も着替えを済ませてトイレに行く途中でマットをきちんとまっすぐに直している姿を目にしました。
掃除機をかけるからその時にきれいにするのに~と思ったけど、何も声をかけなかったのです。
それから5分くらい経ったかしら?
急にアイタタタ~と洗面所のほうから大きな声が聞こえたので、慌てて駆けつけてみました。
トイレの入り口の床にしりもちをついた形で起き上がれないでいました。
抱えて起こしてあげようと思ってもべたっとしたお餅の様に力を入れようとしていないのかちっとも抱えあげられません。
骨折しているのかもしれないなあ?と顔面が蒼白になっているので一瞬心配したけど、
「車椅子につかまって立つといいからね~お尻を持ち上げてあげるから~」
トイレに行きたいので、指示に従って頑張り、やっと用を足すことができました。
部屋まで車椅子に乗せてベットに寝かせてしばらく様子を見ていました。
いよいよ来るべき時がきたのかも~
ポータブルトイレをベッドの横に設置し、今度起き上がった時に起き上がれないのならオムツを使わないといけないわね~
朝食も摂っていないし、30分ほど様子を見ようと部屋に帰っていました。
そろそろ1時間が経ちました。
まもなく9時になります。
覗いてみようかな~と思っているところに、ピンポ~ンとインターホンがなり、玄関に出ると隣の姉さんがきれいなピンクの小菊を一抱え切り花にして届けてくださったのです。
お礼を言って、この色は持っていないからまた株分けをしてね~などと立ち話をしていたら、母が部屋から出てきました。
インターホンの音を聞いて、誰もいない一人暮らしだと思い込んでいるので頑張って起きてきたのです。
「あら~、お母さん、大丈夫?
歩いてこれたのね~~
腰やお尻が痛いことありませんか?」
「どっこも痛いことないよ~」
不思議とケロッとしてテレビを聞きながら朝食中なんですよ~
転んだら打撲痛があるはずだけど、明日か明後日ころから痛くなるのかしらね~
家の中で転んでもお年よりは骨折すると聞いているから、油断できませんよねえ~
このまま寝たきりにならないでほしいと願っています~
昨日は花瓶の工房に出かけ、同級生にも48年ぶりに会えました。
中学時代の幼顔が見える笑顔で、再会を喜びあいました。
お気に入りの花瓶は、籾殻の中に入れて蒸し焼きにして焼いたもので、偶然の産物ですって~
同じものはできないそうですが、挑戦してみますとご主人は約束してくださいました~
先日郵便局の個展会場で見かけたお気に入りの花瓶は柔らかでたおやかな貴婦人といった印象で凛として鎮座していました。
中臣窯という竈で焼くそうです。
楊柳木工房という名前で退職後に趣味を活かし製作して欲しい人に分けているのだときいて、私も大きな花瓶を二ついただいてきました。
もちろん、ご祝儀として包んできましたよ~
値打ちはわかっていますからね~
別荘のお宝にしますから、またいつの日にか見に来てくださいね~
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