独り言を『ささやいていく』適当に!

後で『思い出すため』に書いたメモのようなブログです。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前・後章【アニメの感想】

2025-01-09 17:21:51 | ⑤長めの感想(映画+アニメ)

2024年のアニメ映画。

日本の上空に現れた宇宙船を侵略者と呼んでいる世界、女子高生たちは大学受験に向かう。

 

イマイチな映画だった。

 

感想を書くのに困る作品で、そもそも何の話だったのかもよく分からない。

映画というより、テレビアニメの総集編みたいな作品で、普段テレビアニメを見ない俺は『・・・』

前後編の合計4時間を「消化」したような頑張って見ただけで「面白さ・楽しさ」という感覚は「無い」。

東京への原爆投下を連想するシーンは印象的だったけど、それだけ。

 

問題点としては、

 

・高校生から大学生になる女子たちのゆるふわ日常系コメディ話と、シリアスな侵略者話の食い合わせが悪い

・情報量が多すぎで無駄な要素が多すぎる。見てる人間を混乱させるだけ。

・新聞で取り上げらたようなキーワードだけを入れてるけで、それらを魅力的に描けていない。

・女子2人、アイドル顔の男、先生、活動家の男、この4人を重点的に描くべきだった。特に活動家の男。

・前・後編で合計4時間は長すぎる。大幅カットして前編90分後編90分で作れる作品。

・もう1度見直して確認する意欲は「全くない」

 

というわけで、イマイチな映画だった。

・・・俺の4時間返してくれねーかな

 


モアナと伝説の海【アニメの感想】

2025-01-07 21:51:25 | ⑤長めの感想(映画+アニメ)

 

2016年のアニメ映画。

海に囲まれた島に住む少女モアナは、島を救うために女神テ・フィティの心を返しに行く。

 

イマイチな映画だった。

 

少女の活躍と原住民族を描きたいだけ。

それ以外、何も作品から感じられない。

テーマも何も思い浮かばず、キャラクターが騒いでる姿を見てるだけみたいな。

故郷の島での話は問題ないが、島を出た後は脚本として「目的」が感じられない。

 

各事件が起きるまでの描きが甘い。

旅の途中で半神の男に出会いました、海賊に出会いました、巨大カニに出会いました等。

いきなり唐突に登場する「キャラクター達」との出会いは、まるでテレビゲーム的。

出会うまでの物語が弱く、話飛んでないか?と違和感を感じてしまった。

海を船で旅をするため「周りは海という状況」によりドラマが作りずらかったのかもしれないが・・・。

 

子豚のプアとは旅しないの?

序盤で描かれる島では、子豚「プア」とニワトリ「ヘイヘイ」が出て来る。

当然、プアとヘイヘイの2匹と旅をするものだと思っていた

しかし、プアは島に残り、ヘイヘイと旅をすることになる。

プアというキャラは、一体何だったのだろうか?

というか意味が分からない、なぜプアも旅に参加させなかった?

プアは使い捨てのキャラクターだったのだろうか?

 

ということで、イマイチな映画だった。

 


アーロと少年【アニメの感想】

2025-01-07 18:35:33 | ⑤長めの感想(映画+アニメ)

 

2015年のアニメ映画。

恐竜の子供アーロと少年は、故郷に戻るために旅をする話。

 

イマイチな映画だった。

 

大人より「子供」に向けた物語。

ただ、恐怖演出があるので、幼い子供には見せるを勧めれない作品になっている。

小さな子供が楽しめる作品として作られていないので、印象は厳しくなる。

 

恐竜の子供は言葉を話すが、人間の少年が言葉を話さない。

そのため台詞でのドラマが作りづらい、物語としても面白味が欠けてる。

台詞が少ないからこそ、動きだけで小さな子供が楽しめる作品を作るべきだったと思うのだが・・・。

 

恐竜の子供、人間の子供の関係。

なぜ、両者が行動を共にするのか分からない。

対立の理由はあるが、行動を共にする「きっかけ」はあったか?

仮にあったとしても、印象に全く残らないので「理由」が弱い。

 

ということで、イマイチな映画だった。

 

 


プー あくまのくまさん【映画の感想】

2024-12-07 18:07:05 | ⑤長めの感想(映画+アニメ)

 

U-NEXTの配信で観た。

有名なクマのぷーさんネタにしたホラ―映画で、けっこうグロテスク、ちょっぴりエロあり作品。

どうせなら、映画テリファーみたいにグロテスク描写を特化させて作れば良かったのにとか思いながら見ていた。

ホラー映画としての見せ方と演出は上手くないので、そこは問題だと思うけど・・・。

音楽がマッドマックス怒りのデスロードで流れた曲を連想して、なんか嫌だった。

本作は駄作とか言われたり評判が悪いことは知ってたけど「思ったよりは」酷くはない感じ。

 

ストーリーは、「大人になったクリスファーロビンは、少年時代「プー、プグレット、イーヨー、ラビット、オウル」の動物たちにに会うため故郷に戻る。しかし、動物たちは人間を襲う人食い怪物化していた」みたいな話。

 

見終えた感想としては、そんなに酷くはないとおもうけど、駄目ではないかと言えば駄目な映画。

 

➀クリストファー空気

オリジナルでも重要な人間「クリストファーロビン」が完全に脇役で、主役は女性たちになっている。

クリストファーと動物たちの話が見たいと思っていた人が多いと思うけど、どこぞの知らない女性たちの話を聞かされても「どうでもいいよ!」と思ってしまうのではないだろうか。

終盤に男達が出て来るけど、頭のわるい感じを全面に出して嫌な感じ。

 

➁動物たちは2匹だけ活躍

「プー、プグレット、イーヨー、ラビット、オウル」の動物たちが冒頭で紹介されるが、実際に出て来るのは「熊のプーと豚のプグレット」のみ。

イーヨーは食べられたという話だけど、ラビットとオウルは出てこなかったような・・・。

それと人気キャラ「トラのティガー」の存在がスルーされているのはどうかと思う。

 

③プーとピグレットは人間に見える

本作に出て来る怪物「プー」と「プグレット」は、人間のオッサンが動物の被り物を被っているようにしか見えない。

これはクマのぷーさんというネタ物の作品としては、雑すぎ。

元々動物の姿だった2匹が、なぜ人間みたいな状態に変化したのか?ということは描くべきだった。

憎悪と人間を食べることによって体が変異する描写を入れるとか、そういう設定を作るとかさ。

そういうの無いんだよ。

他の映画でも見かける「結果と結論だけを提示している」手法。

プロセスがあって結果があるわけで、それがないので説得力はなく「手抜きと雑な作り」のようにしか見えない。

 

 

 

 


ナイトスイム【映画の感想】

2024-11-23 13:55:37 | ⑤長めの感想(映画+アニメ)

2024年のホラー映画、悪い意味で平均点な映画。

 

野球選手の夫は怪我でリハビリ中、プール付きの家を購入して家族で生活を始める。

家族は奇妙な体験をしていき、かつて子供がプールで溺死した事件の起きた家だと知る。

 

映画作りとしての「撮影、脚本、演技」など基本的なレベルはクリアしている。

ただキャラクターは「テンプレ的」で面白みに欠け、作品としての面白さも弱い。

映画作品として全体を見ると問題は無いが「面白さを強調した盛り上がり」に欠けているので物足りない。

 

「プールの秘密」をもっと早い段階に開示した方が良かったかも。つまり、そこまでが長すぎた。

野球をピックアップして描たり、息子に悩みがあったことなど、ドラマの脚本は考えられているとは思うけど、結果的にはイマイチ。

 

作り方によっては「もっと面白くなったかもしれないなー」と思ったという意味では、今年のアニメ映画「フライ」に近い感じだった。

 

見終えた後に「酷い作品」だとは思わないけど、何か物足りない。悪い意味で平均的な映画だった。