カワセミと野鳥たち #912

想像してみていただけませんか?

貴方が車を運転し、家族又は友人が同乗していたとします。
「見通しの良い直線道路を走行中、対向車が中央車線をはみ出してきて正面衝突。対向車の運転手は事故直前から意識を失いノーブレーキで衝突してきました。　そして貴方と同乗者、更に対向車の運転者の全員がケガをしてしまいました。」

対向車の運転手は爪水虫の治療中で小林化工が製造販売する抗真菌剤イトラコナゾール錠50を服用していました。しかし、後に判明し事ですが、その水虫薬には睡眠導入剤が混入し、それを知らず対向車の運転手は服用し続けていたのです。事故の日も。
以上です。

この水虫薬を製造販売した（株）小林化工を福井県と厚労省で立ち入り調査したところ、以下のような信じられない不正が
① 「裏の手順書」があり遅くとも2005年頃から製造現場で使用
② 薬主成分を本来1回で投入するところを2回に分けて投入
③ 2人1組で作業をチェックするところを1人で行う
④ 出荷前検査で異常を確認されていたにも関わらず見逃し
⑤ 出荷時の品質検査を多くの製造品で未実施（データの捏造）
⑥ 県の立ち入り調査時、二重帳簿を作り虚偽報告（他の製品でも）
⑦ 厚労省への申請なしで製造方法変更
⑧ 以上の不正を経営陣は黙認

これにより、福井県は法令順守の意識が欠如し、品質管理の体制に重大な問題があるとして、過去最長となる116日間の業務停止命令を出しましたが、お気の毒にも239人（他にも居た可能性も大）もの方が被害に遭われているし、この被害者のお一人が文頭の対向車の運転手だったとしたら二次的被害や被害者は相当甚大で、とんでもなく恐ろしい事です（実際、22人が意識を失い交通事故を起こしています）。

社長辞任と116日間の業務停止命令でこのような不正を改め、安心して服用できる薬を製造販売できるのでしょうか？　疑問です。
トップから現場従業員全員が猛省し、徹底的に膿を出し切って「新生 小林化工」として再スタートして欲しいものです。

日本全国の製薬企業、特にジェネリック企業の皆様は注視し、切に願っていますよ。　
製薬企業と薬の信頼回復を。







久しぶりにそこそこサイズのお魚を獲りました。





何だか嬉しそう！







急ぎ、食事場所へ。　
この時カメラマンとしては「見えるところに止まってくれー！」と願ってるところです。














ラッキーな事にカメラマンの前の枝に止まってくれました







さて、食事が始まります。　食べるのも頑張りが必要です。　ご覧ください。










お魚さんも抵抗しますが・・・










完食です。


ブルブル










ご覧いただきありがとうございます。