ウォーク更家の散歩(東海道・中山道など五街道踏破、首都圏散策)

藪塚温泉 (群馬県) 2016.12.28


(写真は、藪塚温泉の田園風景の中の案山子)

昨年の年末は、群馬の温泉で過ごしました。

年末は、毎年、温泉にのんびりと浸かることに
しています。

このところは群馬県の温泉にハマっています。

これまで群馬県の温泉は、伊香保、草津、磯部、
四万水上万座へ行きましたが、
昨年の年末は、「藪塚温泉」に行って来ました。

「藪塚温泉」は、遠くに赤城山を望む田園地帯の
中にあります。

温泉の歴史は古く、天智天皇の時代に発見された
名湯です。
更に、新田義貞が、鎌倉を攻めたときに、
傷ついた兵士を湯治した”新田義貞の隠し湯”
としても有名です。

「浅草」(10:50) → 東武・特急りょうもう11号
→(12:21)「藪塚」
(乗車券1,193円 + 特急券1,030円)





東武・藪塚駅で電車を下りて、徒歩10分の
今夜の宿へ向かいます。




藪塚温泉郷に入ると、田園風景の中の寂れて
しまった温泉地といった感じで、飲食店、
コンビニ、土産屋が一軒もありません。






旅館も3~4軒しかなく、広々とした空き駐車場
がやたらと目立ちます・・・

所謂、温泉街の雰囲気は全く無く、普通の田舎の
農村地帯といった感じです・・・


ホテルのチエックインが3時なのに、早く
着き過ぎてしまったので、近くの観光スポット
を見物します。

前頁の写真のホテルの前の「藪塚本町歴史民俗
資料館」(100円)で、近くの観光スポット
への地図を貰ってウォーキングに出掛けます。

この資料館の裏に「三日月村」があります。


三日月村は、笹沢佐保の小説の主人公・木枯
紋次郎の故郷ということで、”歴史の里・
三日月村”として、江戸時代の宿場などが
再現されています。

(「三日月村」:三日月村のパンフレットから)


しかし、何と!、年末の12/25~30は休館でした
・・・
行きたかったのに!、残念!

資料館で貰ったウォーキング地図に従って、徒歩
10分くらいの「北山古墳」へ向かいます。



ウォーキング地図によると、北山古墳の先に
「石切り場跡」があります。

地図に従い、脇道にそれて林の中に入って行くと、
想像以上に大きい絶景の石切り場跡がありました。
終戦直後まで、ここから「藪塚石」と呼ばれる
石材を切り出していたそうです。

なかなか見応えがあります。


石切り場跡から、今晩の宿の「ホテルふせじま」
へ戻ります。

年末特別料金が、1泊2食付17,000円(通常は
13,000円)と安めだったので、少し心配だった
のですが、玄関の脇の植樹を見て安心しました。

昭和天皇が泊まられたこともある由緒あるホテル
みたいです。

確かに、フロントや係の人の接客態度、言葉使い
は丁寧で良好です。


そして驚いたのは、各部屋毎にある広々とした
「かけ流しの露天風呂温泉」です!

この値段で、各部屋に「かけ流しの露天風呂」が
付いているとは!



上の写真の各部屋毎に設置された風呂、それに、
前頁のパンフレットの写真の広々とした大浴場に、
藪塚の町並みを見下ろす開放感ある展望露店風呂、
どれも立派な施設です。

これで年末に1泊2食付17,000円(通常は
13,000円)は割安です。



(夕食)

周辺に何も無い寂れた感じの温泉地ても、満足の
「ホテルふせじま」でした。

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コメント一覧

更家
秘湯の伊豆
http://blog.goo.ne.jp/mrsaraie
残念ながら、私は最近は年を考えてスキーを止めました。

そうでしたか、秘湯の伊豆で、昨日まで温泉でしたか。
このところ寒かったから、さぞ身体が暖まったことでしょう。
もののはじめのiina
温泉
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/a9bb32f690beae3f5c967bfe939b1206
> 群馬県の温泉は、伊香保、草津、磯部、(四万)、(水上)、(万座)へ行きましたが、
近くに、スキー場もありますね。^^

昭和天皇が泊まられたホテルに宿泊とは贅沢でした。
iinaは、昨日まで秘湯の伊豆をめぐって来ました。

旅は、非日常の経験ですから気持ちもハイになりますし、温泉に浸かるとさらに好いです。^^

「 136 」にダイヤルすると、最後に架かった電話番号を知らせてくれますから、必要時にお試しください。


更家
木枯し紋次郎の爪楊枝
http://blog.goo.ne.jp/mrsaraie
私は、爪楊枝をくわえて、”あっしには、かかわりのねえことで”、を呟いていました。
そう、木枯し紋次郎のこのセリフ、ニヒルで格好良かったです。

年末年始の旅行は、公営の施設はほとんどこんな感じですよね。
Komoyo Mikomoti
木枯し紋次郎
http://blogs.yahoo.co.jp/ya3249
木枯し紋次郎、見てました。
子供の頃、かなり影響されて、
「あっしには、かかわりのねえことで」という台詞をまねたり、
爪楊枝を飛ばす練習をやっていましたが、結局飛ばせませんでした。
(ドラマなのに、練習すればできると思ったのが浅はか?)

しかし休館は残念。
年末年始の旅行は、こういうことがあるんですよね。
更家
何にも無い田舎の温泉
http://blog.goo.ne.jp/mrsaraie
そうですね、何にも無いひなびた田舎の温泉も、それはそれで、のんびり出来て良かったです。

優雅な散歩ではありましたが、やはり紋次郎の三日月村は入ってみたかったです・・・、心残りでした。
hide-san
面白い
http://blog.goo.ne.jp/hidebach
何にも無い、ひなびた田舎は良いですね。
紋次郎よろしく、つま楊枝を咥えて散歩でしたか(優雅です・・・・。
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