(写真は、藪塚温泉の田園風景の中の案山子)
昨年の年末は、群馬の温泉で過ごしました。
年末は、毎年、温泉にのんびりと浸かることに
しています。
このところは群馬県の温泉にハマっています。
これまで群馬県の温泉は、伊香保、草津、磯部、
四万、水上、万座へ行きましたが、
昨年の年末は、「藪塚温泉」に行って来ました。
「藪塚温泉」は、遠くに赤城山を望む田園地帯の
中にあります。
温泉の歴史は古く、天智天皇の時代に発見された
名湯です。
更に、新田義貞が、鎌倉を攻めたときに、
傷ついた兵士を湯治した”新田義貞の隠し湯”
としても有名です。
「浅草」(10:50) → 東武・特急りょうもう11号
→(12:21)「藪塚」
(乗車券1,193円 + 特急券1,030円)
東武・藪塚駅で電車を下りて、徒歩10分の
今夜の宿へ向かいます。
藪塚温泉郷に入ると、田園風景の中の寂れて
しまった温泉地といった感じで、飲食店、
コンビニ、土産屋が一軒もありません。
旅館も3~4軒しかなく、広々とした空き駐車場
がやたらと目立ちます・・・
所謂、温泉街の雰囲気は全く無く、普通の田舎の
農村地帯といった感じです・・・
ホテルのチエックインが3時なのに、早く
着き過ぎてしまったので、近くの観光スポット
を見物します。
前頁の写真のホテルの前の「藪塚本町歴史民俗
資料館」(100円)で、近くの観光スポット
への地図を貰ってウォーキングに出掛けます。
この資料館の裏に「三日月村」があります。
三日月村は、笹沢佐保の小説の主人公・木枯
紋次郎の故郷ということで、”歴史の里・
三日月村”として、江戸時代の宿場などが
再現されています。
(「三日月村」:三日月村のパンフレットから)
しかし、何と!、年末の12/25~30は休館でした
・・・
行きたかったのに!、残念!
資料館で貰ったウォーキング地図に従って、徒歩
10分くらいの「北山古墳」へ向かいます。
ウォーキング地図によると、北山古墳の先に
「石切り場跡」があります。
地図に従い、脇道にそれて林の中に入って行くと、
想像以上に大きい絶景の石切り場跡がありました。
終戦直後まで、ここから「藪塚石」と呼ばれる
石材を切り出していたそうです。
なかなか見応えがあります。
石切り場跡から、今晩の宿の「ホテルふせじま」
へ戻ります。
年末特別料金が、1泊2食付17,000円(通常は
13,000円)と安めだったので、少し心配だった
のですが、玄関の脇の植樹を見て安心しました。
昭和天皇が泊まられたこともある由緒あるホテル
みたいです。
確かに、フロントや係の人の接客態度、言葉使い
は丁寧で良好です。
そして驚いたのは、各部屋毎にある広々とした
「かけ流しの露天風呂温泉」です!
この値段で、各部屋に「かけ流しの露天風呂」が
付いているとは!
上の写真の各部屋毎に設置された風呂、それに、
前頁のパンフレットの写真の広々とした大浴場に、
藪塚の町並みを見下ろす開放感ある展望露店風呂、
どれも立派な施設です。
これで年末に1泊2食付17,000円(通常は
13,000円)は割安です。
(夕食)
周辺に何も無い寂れた感じの温泉地ても、満足の
「ホテルふせじま」でした。
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