ウォーク更家の散歩(東海道・中山道など五街道踏破、首都圏散策)

野猿公苑 (長野県) 2019.8.15

 

(写真は、「野猿公苑」の「露天風呂」で、

 お湯を飲む「野猿」)

 

昨日は、長野県の古くて雰囲気のある「小布施」

の町並みを散策してから、その先の「湯田中温泉」

で一泊しました。

 

本日は、早朝から温泉に入り、宿泊していた

温泉宿をゆっくりと出て、緩やかな坂道を

湯田中温泉駅まで下って行きます。

駅前から上の「上林温泉入口」行の路線バスに

乗って、「地獄谷野猿公苑」へ向かいます。

野猿公苑は、長野県の北部、上信越高原国立公園

の志賀高原を源とする横湯川の渓谷に位置して

います。

途中、前頁の写真の「渋温泉」の温泉街を抜け、

次に、渋温泉の裏の急な山道を、今度は渋温泉

を下に見ながら、下の写真の様に、上って

行きます。

やがて、路線バスは、乗車した湯田中温泉駅から

約15分で、「野猿公苑」の入口に近い「上林

温泉入口」に着きます。

 

路線バスを下りて、「野猿公苑」(Snow

monky park)の矢印に従って、緩やかな坂道を

上って行きます。

 

上の写真のギフトショップが「湯道遊歩道」の

入口で、この店にリュックを預けて、ギフト

ショップの右手の遊歩道を上って行きます。

(リュック1個500円)

 

ここから「野猿公苑」までは、1.6キロ、

徒歩25分の道のりです。

最初に急な階段の坂がありますが、あとは、

ほとんど平坦で、快適なハイキング道です。

 

崖沿いの道なので注意は必要ですが、小鳥の声を

聴きながら、林の中を森林浴をしながら歩いて

行きます。

 

遊歩道には、残りの距離表示の看板が

100メートル毎にあって、励みになります。

途中には、上の写真の様に、「サルが奪いに来る

ので、ビニール袋を持ち歩かない様に!」との

警告文が張り出されていましたが、途中でサルが

現れることはありませんでした。

やがて、道の前が開けて来て、前方の左上に、

写真の「地獄谷温泉・後楽園」が見えて来ました。

かなり古びた日帰り温泉施設ですが、宿泊も

出来る様です。

この施設の前が「地獄谷」で、上の写真の様に、

「地獄谷噴泉」のお湯が勢いよく噴き出して

います。

噴泉を左下に見ながら、「野猿公苑」の入口への

急な石段を上って行きます。

先程の地獄谷温泉後楽園が遥か下に見えるところ

まで上って来ました。

 

ようやく、「地獄谷野猿公苑」の入口のチケット

売り場に到着です。(800円)

 

チケット売り場の建物が、休憩所・土産物屋

兼トイレになっていました。

 

入場料を払って、”スノーモンキー”で有名な

露天の温泉へ向かいます。

湯船の周りに猿がいます。

この湯船の周りが、やはり一番人気の場所で、

観光客がカメラを構えています。

ここが、”温泉に浸かっている猿が見られる露天

風呂”(スノーモンキー)として、世界的に

有名になった場所なのです。

これは、1970年、米「LIFE」誌の表紙に、

「温泉に入るサル」として掲載されたのが

きっかけで、米国以外の国々でも報道されました。

そして、私も、この有名な写真の露天風呂まで、

はるばるとやって来たのです!!

しかし、この暑さなので、残念ながら、猿たちは

温泉の中には入っていません。

それでも感動!!

周辺には、さすがに海外からの観光客が多いです。

暑い時期は、猿は温泉に入りませんが、餌付け

されているので、毎日山から下りてくるそうです。

野猿公苑でエサをもらえる日中のほかは、生活圏

の森林で自由に暮らしているそうです。

 

標高850メートルのこの地は、一年の1/3が

雪に覆われる厳しい環境だそうです。 

ヒトとニホンザルを隔てる柵もありません。

野生の猿ではありますが、人間に慣れているので、

あまり人間には興味を示しません。

前頁の写真の様に、直ぐに手が届きそうな範囲に、

自然のままに猿たちが生活しています。

こちらが変なことをしない限り、高崎山や日光の

様に、目が合ったからといって襲われることは

ありません。

以下は、猿たちのスナップです。

 

野猿公苑を出て、同じ道をバス停まで戻ります。

「上林温泉入口」バス停から、路線バスで 、終点の

信州中野まで乗ります。

信州中野 →(長野電鉄・スノーモンキー号)

→ 長野 →(長野新幹線・あさま) → 東京

   

 

長野駅の駅前で、信州そばを食べてから、

新幹線で東京に戻りました。


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コメント一覧

ウォーク更家
地獄谷の野猿のショット撮影 
http://blog.goo.ne.jp/mrsaraie
ええ、野猿公苑に猿がいてよかったです。

遠路をはるばるとやって来て、もし野猿公苑に猿がいなかったらシャレにならないですからね。

そう、真夏なので、雪中の温泉に入る猿というベストショットは撮れませんが、温泉のお湯を飲む猿というベターショットが撮れてホッとしました。
もののはじめのiina
地獄谷の野猿 
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/a8705fad7bdb0273c6c2e848c7206fa5
「地獄谷野猿公苑」に猿がいてよかったです("^ω^)・・・
         お水ならぬお湯を飲む 姿は、ナイスショットです。^^

渋温泉街は、山里の風情が豊かですね。


> 「笑う犬」の表情が、昔飼っていた犬によく似ているので、思わず目に留まりました。
ホントに笑っているように見えます。
それに、更家さんの ペット事情もわかりました。



ウォーク更家
人慣れし過ぎたお猿さん
http://blog.goo.ne.jp/mrsaraie
う、う~ん?・・・、フラッシュを炊いて写真を撮った場合ですか?

多少、怒るかもしれませんが、カメラを取り上げたり壊したり、といった激しい行動はしない様な気がします。

とにかく、人慣れしているというよりも、人間の行動に無関心という感じで、こんなに穏やかで、闘争心のないサルの集団は、今までにみたことがありません。
hide-san
お猿さん
https://blog.goo.ne.jp/hidebach/
人慣れしたお猿さん、フラッシュ炊いて写真を撮ると、
どのように反応するのでしょうね。

カメラ取り上げられるでしょうか?
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