(写真は、湯田中温泉の「桃山風呂」:宿泊した
旅館のパンフレットから)
今年のお盆休みは、長野県の古くて雰囲気のある
「小布施(おぶせ)」の町並みを散策してから、
その先の「湯田中(ゆだなか)温泉」で一泊
しました。
小布施(17:16)→(長野電鉄スノーモンキー号)
→ (17:29)湯田中
小布施見物を終えて、小布施駅から、長野電鉄の
スノーモンキー号に乗って、終点の湯田中へ
向かいます。
次頁の写真の長野電鉄・長野線の終着駅
「湯田中温泉駅」に到着しました。
長野県内でも、潤沢な湯量を誇る「湯田中温泉」
は、また、近くの「地獄谷野猿公苑」へ向かう
路線バスの始発駅でもあります。
この野猿公苑は、最近、外人観光客の間で人気
急上昇中のスポットで、”温泉に入る猿”の写真
が世界中で有名になっています。
上の写真は、駅の反対側にある「旧湯田中駅駅舎」
です。
(修復された旧湯田中駅駅舎の待合室)
この旧駅舎は、下の写真の様に、左側の交流室
「楓の館」、その右隣に立ち寄り湯「楓の湯」
(有料)、その正面(写真の左端)に「足湯」
(無料)を併設しています。
前頁の写真は、湯田中温泉街の入口です。
温泉街を少し歩くと、左手に写真の「湯宮神社」
があります。
当日はお盆だったので、夜の盆踊り大会の準備の
真っ最中でした。
湯田中温泉街を散策しながら、緩やかな坂道を
上って行きます。
(古くからの共同浴場)
(昔懐かしい射的場)
坂の途中の「湯田中温泉プリン本舗」で名物の
プリンを買いました。
駅前の湯田中温泉街の坂道を8分くらい上って
行くと、右手に今晩の宿の前頁の写真の
「よろづやアネックス湯楽庵」(別館)が
ありました。(1泊2食付き:17,940円)
本当は、別館ではなくて、下の写真の「本館」に
宿泊したかったのですが、値段が、本館は別館の
倍近いので、割り切って別館に宿泊しました。
(別館は安い代わりに、布団敷きなどがセルフ
サービスです。)
その「よろづや本館」の脇にあるのが、次頁の
写真の湯田中温泉で最古の共同浴場「湯田中大湯」
です。
宿泊した部屋から撮った上の写真は、本館の裏に
ある「よろづや・松頼荘(しょうらいそう)」で、
よろづやの建物の中で最も古く国有形文化財です。
お目当ては、本館の歴史ある「桃山風呂」への
入浴なのですが、本館と別館は地下でつながって
いて、別館の宿泊者も「桃山風呂」が利用可能です。
よろづやの大浴場は、桃山風呂と東雲風呂の
2か所で、東雲風呂も立派な風呂ですが、普通の
風呂です・・・
お目当ての「桃山風呂」は、この東雲風呂と、
午後10時で男女が入れ替わるので注意が必要
です。
宿泊した「アネックス湯楽庵」から本館へ、地下
連絡通路を通って「桃山風呂」へ向かいます。
「桃山風呂」の湯殿は、広い純木造りの伽藍建築
で、国の登録有形文化財にもなっている貴重な
浴場です。
高くて由緒ありそうな荘厳な格天井の絵を見上げ
ながら、贅沢な気持ちで、ひとときを過ごします。
私がこれまでに入浴した湯舟の中で最も
豪華絢爛で、感激です!
「桃山風呂」の湯船は、写真の様に大きな楕円形を
しています。
お湯は僅かに白濁していて、焦げ茶色の湯の花が
舞っていました。
桃山風呂の建物から外に出ると、そこには庭園の
池がそのまま温泉になった「庭園風呂」があり
ます。
庭園風呂は、旅館のパンフレットの上下の写真の
様に、立派な日本庭園の中にあり、桃山風呂の
建物の外観の伽藍建築を見上げながら、贅沢な
気分でお湯に浸かります。
夕食は、信州名産がふんだんで季節感があります。
穴子蓮根巻きの前菜、千曲川産の鮎塩焼き、
信州牛の林檎すきしゃぶ等、手が込んでいて、
美味しかったです。
食べるのに夢中になって、途中で写真を撮るのに
気が付いたので、品数が少なく写っていますが
・・・
上の写真は、今回の旅行で買ったお土産です。
明日は朝から「野猿公苑」へ向かいます。