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ウォーク更家の散歩(東海道・中山道など五街道踏破、首都圏散策)

奥戸街道を歩く 3km

(写真は奥戸の総合スポーツセンター)

東京の下町の地図を広げてみると、
川に囲まれた奥戸地区が涼しそうなので、
仕事帰りに奥戸街道に沿って歩きました。

奥戸街道は、江戸川区小岩から、東から西へ
真っ直ぐに、葛飾区立石まで伸びています。
途中で、新中川を奥戸新橋で、
中川を本奥戸橋で渡ります。



・奥戸地区
 奥戸(おくど)の地名の由来は
 奥津が転訛したとあります。
 東京の低地には「戸」のつく地名が多く、
 「戸」は本来「津」を用いたもので、
 対岸へ渡ることにできる渡河地点を
 意味するそうです。
 奥戸は昔から河川との関わりが深く、
 川を利用した舟運が発達していたので、
 「戸」はそのような状況を物語って
 いるそうです。

・小岩
 小岩は半端でない巨大な繁華街です!
 特に、駅の南の周辺は大きな歓楽街、
 商店街が密集しています。
 いかにも江戸川区の中心地区、といった
 賑わいと活気が感じられます。

・総合スポーツセンター
 奥戸街道に沿って歩いていると、競技場の
 照明が見えたので、立ち寄ってみます。
 写真の陸上競技場の夜間照明にフィールドの
 芝生が映えてとても綺麗です。
 それに、何と!写真の様に、立体の応援席
 まであります!
 競技場の前は中川で、夜風がとても
 心地よいです。

・本奥戸橋
 中川を本奥戸橋で渡ります。
 真夏のこの時期に驚くほどの豊かな水量です!
 土手の周辺の民家は水面より低い位置です。
 田舎者の私には見慣れない光景で、
 涼しい半面、何となく怖くなる様な風景
 でもあります。


・立石
 京成線の京成立石駅が葛飾区の中心です。
 駅の立石仲見世商店街は、なかなか
 活気のある商店街です。

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コメント一覧

更家
江戸の由来
http://blog.goo.ne.jp/mrsaraie
ありがとうございます。
なるほど、”狭い川に入るところが「戸」”、江戸の由来、江戸の奥の津を奥戸とした由来、よく分かりました。
iina
江戸
http://blog.goo.ne.jp/iinna/
>奥戸(おくど)の地名の由来は 奥津が転訛したとあります。
「『江戸』の語源は、東京湾の奥の「日比谷の入江」にある「門戸」だからだそうだ。」と、 司馬遼太郎が『街道をゆく』に
書いています。
狭い川に入るところを「戸」つまり「門戸」とでもいうようなニュアンスらしいです。
例えば、浅草の待乳山聖天辺りの隅田川から山谷堀に入って行く所を、「今戸」といいます。お大尽が舟で吉原に
乗りつけたように、勝海舟もそんな気分で吉原行したことでしょう。
この今戸界隈に「戸上」や「戸下」の苗字を見受けます。

「江戸」の『戸』を「門戸」と解釈したのですから、江戸の奥の奥津を奥戸としたのも理解できる気がします。

更家
勉強になります
いや、ホント!
ウォーキングは歴史の勉強に
なりますよ。

特に、最近は、ポイント毎に、
その地名の由来や歴史を書いた
看板が沢山立てられる様になったので、
歩いているだけで、どんどん
詳しくなりますよ!
亀の子タワシ
へぇ~!そうなんですか!
奥戸(おくど)という地名を私は知らなかったのですが、そういう由来があったのですね。

今回の『東京の低地には「戸」のつく地名が多く、「戸」は本来「津」を用いたもので、対岸へ渡ることにできる渡河地点を意味するそうです。』
というのも、勉強になりました。
今度から「戸」が付く地名に注目しようと思います。

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