(写真は、甲府駅の人気NO1の駅弁「ワインのめし」)
石和温泉と甲府城に寄り道をしましたが、また旧甲州街道に
戻って街道歩きを続けます。
「甲府柳町宿」のある甲府の市街地を抜けて、笛吹川に
合流する「荒川」を荒川橋で渡ります。
何故か、橋の真ん中にバス停が?・・・
荒川は、4~9月は小船による舟渡しで、それ以外の月は
仮橋が架橋されました。
荒川を渡ると、直ぐに次の「貢川(くがわ)」を貢川橋で
渡り、橋の脇を右折します。
写真は、街道沿いの「そば信州」で、私はここの蕎麦を食べる
のを楽しみにしていました。
しかし、何と!「信州」は、本日定休日です!
残念!
気を取り直して歩いて行くと、前田橋南交差点の先の左手に
写真の「芸術の森公園」があります。
余りの暑さに、この公園の木陰で、一休みしながら水分補給
します。
更に甲州街道を歩いて行きます。
中央自動車道の高架の手前から、「甲府市」から「甲斐市」に
入ります。
先に進むと右手に、上の写真の「名取温泉」があったので、
ひと風呂浴びて休憩しよう、と温泉のビルに入ろうとしますが
コロナのせいか、またまた休業中です!
更にどんどん歩いて行きますが、途中に史跡が全く無いので、
だんだん不安に・・・
どうやら道を間違えたみたいです?
大きな川に突き当たり、堤防の下に、ガイドブックには
記載されていない写真の神明宮が・・・
こんなに長い距離を気付かずに歩いてしまうとは!
間違えた道の往復で、半日を無駄にしてしまいました
分岐点(竜王新町交差点)まで戻り、交差点の周りをよく
見廻すと?
ありました!!
旧甲州街道では初めて見る上の写真の道案内の張り紙が!
(赤丸印)
旧甲州街道は、この交差点を右折して、丸印の黄色の
矢印の方向へ進むべきだったのです。
これを見落として、バツ印の黄色の矢印の方向へ、街道を
直進してしまいました・・・
大きく「甲州道中」書かれているのは、私と同じ間違いをする
街道歩きの人が大勢いるからでしょうね。
「竜王駅」へ向かい、「甲府駅」で「特急列車」に乗り換えて、
八王子経由で新横浜に帰ります。
次頁の写真の竜王駅前の「山県大弐」(やまがただいに)は、
武田氏の家臣の子孫で、江戸時代中期の儒学者です。
大弐は「尊王攘夷」を唱えますが、幕府に捕らわれ、
1767年に処刑されました。
それから百年後の幕末に、山県の唱えた「尊攘攘夷」は、
討幕の大義名分となりました。
これにより、明治天皇は山県の偉業を讃え、正四位が
下賜されました。
甲府駅で特急列車を待つ間に、写真の「ワインのめし」を
買って、車中で食べます。
「ワインのめし」弁当と缶ビールを買おうとしたら、売店の
おばさんが、うちの缶ビールよりも隣の売店のワインを
買った方がこの弁当に合いますよ、とこっそり勧めて
くれました。
確かに、ワインとよく合う弁当で、色々な味が
楽しめました。