悲しみや辛さの波に飲み込まれて、大切なものを失ってはいけない

自分がどれだけ懸命に頑張っていても
他人の悪意、裏切りによって失意のどん底に落とされるのは非常に容易いです。

これは、普段から最悪の想定をしていれば無防備にならずにすみますが
普段から気を付けることなく生きていると
ダメージはものすごく大きいです。
息をするのも苦しいくらい、生きているのが嫌になります。
周りの大切なものが何も見えなくなります。
これは、生きるといううえで脆い人間の特徴です。
こんなはずではなかった。こんなにやったのに。
でも、そんなことを嘆いても現実は何も変わりません。
刻々と時間のみが過ぎていくのみです。

じゃあ、どうすればいいのかという話になりますが
これは訓練をするしかありません。
自分自身を鍛え上げることです。
筋肉と同じで、普段から使えば使うほど効果はあり
逆に使わなければすぐに弱くなっていきます。

訓練はふたつ。
細かいやり方は自分にあった方法がそれぞれにあるはずですので
試行錯誤しながら修正をしていってください。

ひとつめ。
普段から必要以上に自分のあしもとにある大切なものごとを意識すること。
失ったものを数えるより、今ある大切なものに感謝していくことで必ず良い流れに変化は芽吹き始めます。

ふたつめ。
普段から最悪の想定をすること。
そうすれば、いざそれが起こった時に前もって準備ができているので
ある程度は対応がきくこと。
そのためにはこれが起きたときには自分はこうすると
想定の中でとる行動を事前に決めておくことです。

生きることは生易しいことばかりじゃありません。
ただ見方を変えるだけでずっと前に進みやすくなります。
どのような環境でも、あなたはあなた自身が守ることをしなくてはなりません。
何度も失敗を繰り返してもよいので、今この瞬間に前に進んでいればそれで十分だと思います。

今日という日も、丁寧に大切に生きていきましょう。
ありがとうございます。

仕事場での居場所

仕事はひとりで行うものもあれば、多数で行うものもあります。
人間関係が良好でないと、滞ることも多々あります。
曲者ぞろいの中で、とにかく自分がうまく立ち回りながら行動しないといけないときもあります。

周りの環境のせいにしたいときもあるでしょう。
愚痴ったり文句を言いたくなるときもあるでしょう。
でも、それは長い目でみれば巡り巡って自分に還ってくるので百害あって一利なしなのです。

そのときに起こしてほしい行動は
自分の居場所をその仕事場の中で求めようとしないことです。
まず、大前提として誰かに頼る気持ちをなくすことです。
自分ですべてを解決する気概をもつ、という決意をします。

ふたつめに覚えておいてほしいことは
人を信用しすぎると、人間関係が壊れてしまうということです。
本意、不本意にかかわらずです。
それは自己責任になりますが、人はだれかのせいにしてしまう性がありますので
注意してください。

最後に、どんな環境でもいつまでも同じ環境は続きませんから
静かに観察をしながら経過を見守る気長さをもつことです。

下手に職場に居場所をほしがるとつらくなる一方ですから
仕事はお金を稼ぐ手段と割り切って
自分が行うべきことだけに集中して
モチベーションをきらさないように良い方向に変化を求めながら
毎日を淡々と乗り切っていきましょう。

今日という日も、丁寧に大切に生きていきましょう。
ありがとうございます。

光の道(太陽へ還る道)

これは直観を働かせて読んでみて下さい。
少しでもピンときたら、興味本位でもいいので行動してみてください。
違うと思いましたら、すぐにやめてもらっても構いません。

あなたの右胸に日輪のイメージを描いてください。

それを継続することによって、様々な変化が生まれます。
色んなことが芽吹き始めます。

ただ変化には時間はかかります。
個人差もあります。
本当の良い薬とは即効性はなく、時間をかけて気づけば変化している類のものなんです。

少しでも興味がわけば幸いです。

今日という日も、丁寧に大切に生きていきましょう。
ありがとうございます。

淡々と、流々と

流れる水を見ていると
とらえどころが全くなく
一瞬あとには同じところにとどまることなく
流れていくことをやめません。
自分が進むべき方向をを常に分かっていて
ムリすることなく動き続けていきます。

そこから見えてくること、学ぶべきことはたくさんあります。
背伸びをすることもなく、必要以上に縮こまることもなく
ただ、あるがままの姿でそこにいます。

私たちは、あるがままの姿を認めることなく
他人からの評価のみを気にかけています。
なぜ、他人からの評価を気にかけるかというと
そういう教育を受けてきたからにほかなりません。
幼いころから学力の順位別にランキングをつけられ
下位の方だとダメなレッテルを張られます。
学力とは、本来そのような目的で学ぶのではなく
より良い生活の糧にするために学びを行うはずです。
本来の姿からかけ離れた教育からは、ゆがんだ価値観をもってしまう可能性があります。

川のようにひとつのところにとどまることなく
ただ黙々と自然に身を任せて
あるがままに流れてゆく
それが、この世界を生きていく処方のひとつかもしれません。

今日という日も、丁寧に大切に生きていきましょう。
ありがとうございます。

爽やかな風が吹き抜けるように

冬が終わり、暖かい春の季節がやってきました。
日中には汗ばむくらいの陽気な日差しのときもあります。

この時期の風は、とても爽やかで心地よさを覚えながら通り過ぎていきます。
不快さを何も感じることなく、気づけばどこかに行ってしまったかのような。

まれに、このような人物に出会います。
つかみどころがなく寡黙ではありますが、とても爽やかな存在。
周りにいる人をとても心地よくさせてくれます。
とくに何かをするわけではないのですが、いるだけで周囲が変化していきます。

爽やかな風が吹き抜けるように
何事にもとらわれることなく
淡々と、足もとの感謝すべきことに目を向けながら日々を過ごしていけたらなと思っています。
イメージは、爽やかな風が吹き抜けるように、です。

今日という日も、丁寧に大切に生きていきましょう。
ありがとうございます。